改造ALTECシステムでDEQ2496のパラメトリックイコライザをさらに調整しました。
低域は厚く、中高域はより自然な感じになりました。
グイグイくるパラメトリックイコライザの新しい設定はこんな具合です。
素子が一つ増えました。
ピアノモニターに使用しているJBL 2155HでまれにCDデータを再生することがあります。
その場合には、改造ALTECシステムのDEQ2496をつなぎ変えて音出しします。
DEQ2496には2155H用のオートEQでフラットにしたGEQデータと、2155H用のパラメトリックイコライザの設定もメモリされてます。
新しいパラメトリックイコライザの設定を2155Hで聴いてみようと試してみました。
2155H用のオートEQでフラットにしたGEQデータに、この新しいパラメトリックイコライザの設定を加え、さあ試聴。
なんだろう、この残念な音は…
低域の透明感や中高域の鮮やかさがまるで感じられない。
こりゃダメだ。
MR94と2155Hの小さなホーンの差がもろに出てしまいました。
先日、ダリのスピーカーとマランツのアンプ(だったかな?)を使用している友人に改造ALTECシステムを聴かせたところ、「これハイレゾなの?」って言われました。
そのときは妙なことを訊くなぁと「CDをリッピングして96kHzにアップサンプリングしただけだからハイレゾではないんじゃないかな。」と答えました。
後日、MR94のような大型ホーンを聴いたことがない人はそういう感想を持つのか、と気づいた次第。
同じイコライジングでもスピーカーの能力が違うと出てくる音は全然違う。
そういう意味では、改造ALTECシステムは黄色いホーンシステムに結構近いシステムなんだと、ちょっと見直しました。
2155Hには退役しているDCX2496をあてがい、すこし頑張ってもらおうかなと考えています。