最近、DIYホーンシステムの調子がおかしい。
15インチウーファーから小さくジィーというノイズが出ているのに気付いた。
それに音に精彩がない。
艶も粘りもなく奥深さが感じられない。
おかしいおかしいと思いながらクロイツェルソナタを聴いた。
なんだこのよそよそしさは。
そして確信した。これは完全におかしいと。
もしかすると電源が汚染されているのではないか?
最近、近所に新しい家ができたり、移り住んでくる方も増えている。
そこでクラシックプロのパワーディストリビューターなどを検討し、PDM/Rを購入した。
これは単なるディストリビューターではなく、安定化電源。
電圧の低下にも対応できるし、コンセントがフロント2口、リア8口の計10口あるからだ。
DIYホーンシステムの構成機材(PCを除く)は10台なのでコンセントは10口でぴったりだ。
PDM/Rはサウンドハウスで35800円(1790ポイント)だった。
箱から取り出すと、底板が波を打っている。
さすがクラシックプロである。
このぐらいでないと困る。
入力電圧が100Vで出力電圧が97Vと表示されている。
うむ、このぐらいでないと面白くない。
天板にある2つのゴムキャプの内、右側のを外し、内部の可変抵抗を反時計回りに1/8回転。
数時間すると、入力電圧が97V、出力電圧が102Vとあいなった。
音は劇的に改善された。
もちろんジィーというノイズも消えた。
やはり電源が汚染されていたのだ。
黄色いホーンシステムや改造アルテックシステムにも導入しようと思う。
転ばぬ先の杖というわけだ。