2022/06/23

SENNHEISER HD599



ゼンハイザーのHD599を購入した。
amazonで21700円だった。
ゼンハイザーの米国サイトでは149.95ドルだったので割高な感じがする。




HD599はRTINGS.COMというヘッドホンの比較サイトで快適性(Comfort)、通気性(Breathability)、安定性(Stability)の項目でK701よりもやや良い評価だった。
快適性はヘッドホンの重量と側圧(Clamping Force)、通気性は耳の温度分布が示されており分かりやすい。
使用してみるとHD599の装着感はK701と同様、良好だった。




Geekriaのアクリル製のヘッドホンスタンドも購入した。
amazonで2800円。
サイズはL、厚さ約1cmのアクリル板を曲げて作ってあり重量もある。
ヘッドホンの見栄えが良くなり気に入ったので追加でもう1つ購入した。
ただし、2つとも目立つ傷があったし、加工精度もよくない。
だからそういうのを気にしない人むき。


 

2022/06/15

Speakers with Behringer DEQ2496



スピーカーのキャリブレーションは手動で行うより自動(AUTO EQ)で行う方が断然良い結果を得ることができると思っている。
理由は分からないが、これは長年の経験から確実である。
ただし、これには2つの条件がつく。

まず、最低域や最高域の極端な修正結果(例えば20Hzで+10dB、20kHzで+10dB)が出た場合には、スピーカーの再生能力の不足が原因の異常値であるため、0dBに修正する必要がある。
無用な電力をスピーカーユニットに送り込めば、当然、何らかの悪い影響が出るのは必定である。




次に、定在波の影響による測定結果の修正が必要である。
例えば100Hzとか200Hzとかの特定の周波数だけでポーンと+10dBや-10dBなどの突出した修正結果が出た場合には、定在波を疑うべきである。
定在波はその振幅の腹と節があり、それぞれ異常値が出る。

突出した異常値はグラフの連続性を乱さないように手動で修正する。
「自動」を「完璧」と誤解してこの修正を行わないと、オートキャリブレーションは無意味なものになる。
異常値の周波数帯域(極端にブーストされた帯域)が悪さをしてまともな音にならない。