2025/05/11

Nikon V2



カメラバカにつける薬の第一話で、運び込まれる患者のうわごとが、50mm f/1.2、大三元の24-70、そしてハチゴローだったので、マニアってそんな感じなのかと。
大三元はすべて持っているから"フフン"であるが、50mm f/1.2のAF-Sレンズは無いからどうでもいいや。


で、野鳥を撮り始めてから、800mm f/5.6というのは、なるほどなと思うようになった。
長焦点になると難しくなる小さな被写体の捕捉、という点からはほぼ最長の焦点距離、しかも、f/5.6というのは絶妙の被写界深度、それにこれ以上速くするのは無理なんだろうな。
もっともV2とAF-P 70 300の被写界深度は、FXのf/5.6よりは深く見えるはずなので、"同速でも深い"という点でハチゴロー本家よりも優れているかもしれない。
(画像はD5、昔はどんな感じか想像できなかった組み合わせだが、今では身近だ)




で、ハチゴローの問題点は肩にちょっとひっかけて散歩に持っていけない。
一脚だっているだろうし、だいたい見た目が怖すぎるだろう、こんなもん。
ケーサツに通報されるか、お宅の旦那様何してらっしゃるの、になる。

それから、動きが滅茶苦茶早い蝶をこんな具合にビシッと撮影するには重すぎる。
手持ちで振ったレンズをピタッと止めるまでのタイムラグが大きくなり、かなり厳しいだろう。
それ以前に、蝶との距離は3、4mだったので、ハチゴローの最短撮影距離だと撮影不可能である。




2025/05/09

Nikon V2



これも同じ個体のイソヒヨドリの雌である。
ちょっと遠かったのと日差しが強すぎて画質はイマイチだが、背面の様子が分かる。
羽の青みの分布が分かるものの構造色のせいか青みはかなり薄く、青虫を食べていた連続画像とは印象が異なる。
面白いもんだ。
こんな具合に同一個体をわりと沢山撮影できたのは、この個体が場所を変えながら狭い範囲で餌を探し回っていたからだ。
そういう行動を見ていると、やはりこれは雌なのかなとも思う。




V2  70-300  ISO 160  1/400sec  f/5.6  300mm  hand-held  



イソヒヨドリに興味を持ったのはずいぶん昔だ。
最初に見たときは、こんなに青い鳥が日本にもいるのかと驚いたのである。
イソヒヨドリは比較的大きな野鳥なので、派手というかインパクトがデカい。
それから時々見かけるようにはなったが、撮影するようになったのは最近だ。
なお、イソヒヨドリは海岸の近くに生息するものと思っていたが、2年前の今頃、内陸の市街地の大きな交差点の街路樹で見かけ、生息範囲が広がってきているという話はホントなんだなと思った。