2192のパーツが全部揃ったのは2006年9月30日の午前10時。珍しくすぐに行動開始。正常に動作するのかどうか試聴してみることにしました。組み上げてみると、これは大きい。黄色いホーンの2360A+2446Hを組み上げたときにも、その大きさに驚きましたが、今回もやっぱり動揺してしまいました。それにしてもこの後ろめたさ、プライスレス・・・
とりあえず「音が出るのかなテスト」ということで、2色ホーンシステムに接続して以下のようなモノラル4ウェイのマルチアンプシステムを急造しました。DCX2496はモノラル6ウェイまで対応しており、また、AVアンプのDSP-AX450は5つのパワーアンプを搭載しているため、モノラルであれば5ウェイマルチアンプシステムまで構成することができます。
各チャンネルのレベルをざっと合わせて音を出してみました。正常に作動するので、音を出したこの2192をすぐに分解、もう一本の2192を組み立てて音出しします。こっちもOK、一安心。耳だけでレベル調整を始めましたが、しかし、どんどん訳の分からない感じになってきて手に負えません。モノラルとは言え、相手は4ウェイ。
これは難しい。測定しようか?と思ったのですが、これは止めときました。測定結果に引きずられてしまい偏見ができてしまうこと、それから使い手の訓練のためです。また、長い付き合いになるのですから、先を急ぐ必要もありませんし。
という訳で、レベル調整をあれこれ試してみると、ホーン臭い音やホーン鳴きのような音が出たり、そうした音が不意に消えてしまったりします。太い音が出るかと思えば、今度は細い音が出る。ともかく様々な音が次から次へと出てきます。七変化、これは面白い。そして、こうした音の変化を聴いていく内に、これはうまくいきそうだと思うようになりました。鳴らし込みが足りないため音数が少ないし、鮮やかな感じも出せない状態でしたが、なかなか端正な音。どうにもならないようなクセは感じられず、家庭内での使用を拒絶するような驚天動地の音?ではありません。これなら好みの音にまとめて行けるかも、と思うようになりました。
0 件のコメント:
コメントを投稿