2006年9月9日、DWS'(ダブルウーファーズ)のオフ会に部屋の隅っこの吸音材として参加させていただきました。ズラリと集結したDWS'軍団のお歴々はやっぱりサメさん系。メインシステムのウーファー部だけ紹介させていただきますと、FUJIYAMAシステム+2226J×4発のリベロさん、4550ダブルスタック+2220A×4発のARISAさん、500L自作バーチカルツイン+2220A×4発のごさ丸さん、EAWフロントロード箱+M151-8×2発のやまかささん、4350のどんたくさん。そしてホスト役の方々はオーディオ暗黒面を司るダースベーダー卿ことヨハネスさん、ガラクターズ総統のごんた先生、巨大アンプの熱で今日も風呂焚きにいそしむかまじいさんです。それから六甲の魔物ことティール使いのhide。さんも参加されました。
今回の軍団はいくつかの師団から編成されています。2220師団はごさ丸さん、ARISAさん、ヨハネスさん、かまじいさん。目についたものは必ず手に入れるガラクターズ師団はごんた先生とかまじいさん。九州師団はやまかささんとどんたくさん。こてどろ三兄弟師団はヨハネスさん、ごんた先生、かまじいさん。そしてリベロさんはなんとDWS'の3名の設立メンバーの内のお一人・・・
さて、かまじいさんは複数の師団に所属していることからも推察できるように、ともかくテリトリーがむやみやたらと広い方なのです。特にガラクターズ師団というのがクセもの。収集の鬼。この師団の進軍跡にはペンペン草もはえていないという猛烈さ。「根こそぎコレクター」とでも申せましょうか。
メインシステム
かまじいさんの自作リスニングルームにて最初に聴かせて頂いたのはメインシステム。59話で紹介させて頂いた前回の状態からどのように変化したのか大変興味がありました。主な変更点は、中低域部の2350ホーンを駆動する2482のダブルドライバー化、817箱のウーファーユニットをガウスから2225へと変更、2450+ショートホーンのツィーターの導入です。また2350を収容する箱を自作したこと。このホーン収容箱のデザインが817とピッタリでカッコいい。
前回聴かせて頂いた時、非常に力強く男性的、そしてパワフルでキレのいい音という印象を持ちました。しかし、かまじいさんは「低域から中域にかけてうまくつながっていない」と指摘。この指摘の意味がよく分からなかった。だって、文句のつけようがない音でしたから。
ところが今回の音! かまじいさんが問題にされていた点、はっきりと理解できました。低域と中域が完全に同じエネルギーバランスになりシステム全体の音が堂々としたものに。これはきっとダブルドライバー化された2482の底力。ホーンの下限帯域が痩せているとウーファーとのつながりが悪くなりますが、この下限帯域がウーファーとつり合うエネルギー感を持つと、中域が濃密な印象になりシステム全体の音が豊かなものになります。
よく考えてみると前回の力強い音はガウスのウーファーユニットのおかげという訳ではなさそうです。中低域部の下限帯域が痩せていたので2350+2482シングルドライバーがウーファーに負け、それでウーファーの帯域の音が相対的に力強く感じられたように思います。そこをちゃんと見抜いてきちんと改善、これが好結果を生んだようです。おそれいりました。
サブシステム
次に聴かせて頂いたのがサブシステム。蜂の巣と山水箱に入った2202(30cmウーファー)という異色の取り合わせ。2202は善戦していたものの、蜂の巣+375に対してはエネルギー感に差がありすぎるようです。でも、蜂の巣+375の音はとても美しく、このシステムにハマるCDもあるかも。
A5システム
3番目に聴かせて頂いたのがA5システム。3ウェイ化されており、さらにウーファーユニットが416から515へと変更されていました。このシステムは前回から大幅に進化しており、これは素晴らしい音でした。
3番目に聴かせて頂いたのがA5システム。3ウェイ化されており、さらにウーファーユニットが416から515へと変更されていました。このシステムは前回から大幅に進化しており、これは素晴らしい音でした。
パラゴン
さあ真打登場、JBL社の永遠のフラッグシップ、パラゴンです。つい最近入手されたそうです。このパラゴンは凄いぞ!という評判・・・
実はパラゴンを聴くのは初めてなのです。なんと立派なお姿。そして固唾を飲んでの音出し。これは美しい音でした。特徴的な湾曲板によって375(376?)ドライバーの綺麗な音がうまく拡散されています。家庭用のスピーカーシステムとして全くよくできていると思いました。低音も多少クセが感じられるものの楽しめます。
ところが・・・かまじいさんがLE15Aを2220に交換してみましょうか?と言い出される。パラゴンがいい調子で鳴ってしまったので照れられたのか、それとも誰かかまじいさんに何事か囁いたのか? かまじいさんはパラゴンの背後の狭い空間で汗まみれになりながら2220へとユニットを交換。ハラハラしながら見守ることでしかできませんでした。
この2220に換装されたパラゴンの音は、残念ながらレベルバランスがとれておらずあまり感心できませんでした。この換装実験については、LE15Aが良かったという方、2220が良かったという方、そしてどっちでもいいやという意見など様々でした。また、マルチアンプ駆動はどうだっ!という声もあがりましたが、やっぱりパラゴンのような高級スピーカーシステムはノーマルのまま、それにふさわしい高級アンプでゆったり鳴らすのが似合うように思います。かまじいさん、貴重な聴き比べをさせていただき本当にありがとうございました。
さあ真打登場、JBL社の永遠のフラッグシップ、パラゴンです。つい最近入手されたそうです。このパラゴンは凄いぞ!という評判・・・
実はパラゴンを聴くのは初めてなのです。なんと立派なお姿。そして固唾を飲んでの音出し。これは美しい音でした。特徴的な湾曲板によって375(376?)ドライバーの綺麗な音がうまく拡散されています。家庭用のスピーカーシステムとして全くよくできていると思いました。低音も多少クセが感じられるものの楽しめます。
ところが・・・かまじいさんがLE15Aを2220に交換してみましょうか?と言い出される。パラゴンがいい調子で鳴ってしまったので照れられたのか、それとも誰かかまじいさんに何事か囁いたのか? かまじいさんはパラゴンの背後の狭い空間で汗まみれになりながら2220へとユニットを交換。ハラハラしながら見守ることでしかできませんでした。
この2220に換装されたパラゴンの音は、残念ながらレベルバランスがとれておらずあまり感心できませんでした。この換装実験については、LE15Aが良かったという方、2220が良かったという方、そしてどっちでもいいやという意見など様々でした。また、マルチアンプ駆動はどうだっ!という声もあがりましたが、やっぱりパラゴンのような高級スピーカーシステムはノーマルのまま、それにふさわしい高級アンプでゆったり鳴らすのが似合うように思います。かまじいさん、貴重な聴き比べをさせていただき本当にありがとうございました。
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