海外のホーンスピーカーのスレッドでこんなのがありました。
"til pc-bruk"は、ノルウェー語で"PC用"だそうです。
あはは、なるほどこれは世界最大のPC用かもね。
実際にこのPC(現在は43インチモニター)でこの椅子に座り動画を見る際に改造ALTECシステムから音声を出すこともあります。
ホーンの直近側方でも音声はとても自然に聴こえます。定指向性ホーンならではの離れ業。
また、Lansing Heritageでもいつのまにかスレッドがたって、いろんなご意見を拝見させて頂きました。
最低域からしっかり再生、というのが家訓になっておりまして、などと言っても、おそらく話があわないでしょうから、黙っておりますが。
それにしても18インチウーファーだけでもあれなのに、そのユニットがJBLやALTECではなくPEAVEYのその名も"LOW MAX"ですから…まったくもって申し訳ございません。
そんなこんなでも改造ALTECシステムは可愛いものです。
世界中に無数にあるALTEC A7/A5の中でも、もしかするとしなくてもかなり有名な個体かもしれないとひそかに思っております。
Lansing Heritageのギャラリーでも多くの方々に見ていただいております。
昨年の11月に再調整を行ったのですが、DIYホーンシステムの初期調整を終えて聴いてみると、う~む、これはもう少し頑張らないと、と思いまして再々調整を行いました。
DCX2496の今回の設定は以下の通りです。
INPUT
A and B: -3.0dB
EQ1 BP 100Hz +3.0dB Q3.2
EQ2 BP 3.18kHz -6.0dB Q10.0
1. LOW LOW MAX 18 -3.5dB -90Hz(LR48), 逆相接続, DLY OFF
EQ1 BP 30Hz +6.0dB Q1.8
2. MID LEFT 3156 -2.0dB 90Hz(LR48)-499Hz(LR48), 正相接続, DLY 270mm
EQ1 BP 316Hz -6.0dB Q2.2
EQ2 BP 148Hz +7.5dB Q2.5
2. MID RIGHT 3156 -3.0dB 90Hz(LR48)-499Hz(LR48), 正相接続, DLY 270mm
EQ1 BP 316Hz -6.0dB Q4.0
EQ2 BP 130Hz -6.3dB Q4.5
3. HIGH 291-16K -10.0dB 499Hz(LR48)-, 逆相接続, DLY OFF
EQ1 BP 13.0kHz +6.0dB Q1.4
EQ2 BP 1.00kHz -5.0dB Q4.5
EQ3 BP 620Hz -3.0dB Q3.5
入力のEQ2はフラッターエコーを消すためのものです。
音楽を聴いていて耳につく音を見つけたら、それを再生しながらDEQ2496のRTAで表示させ、どの帯域の音なのかを特定します。
そして、バンドパスのQ10.0という狭小フィルターでその中央周波数をカットすると大抵解決します。
それから291-16Kが逆相接続になっているのは、何度か配線をやり替えていてどこかで逆相接続にしてしまっているせいだと思います。
そのうち接続を確認することにしましょう。
再々調整により、深みと透明感のあるナチュラルな感じに、力強さが加わってきました。
黄色いホーンシステムやDIYホーンシステムにはおよびませんが、サイズなりの安定感のある押出の強さがあります。
0 件のコメント:
コメントを投稿