このブログは各ヘッドホンの特徴を知る上で大変参考になったし、ヘッドホンという音響機器を彼らがどのような観点から評価しているのか、ということも知ることができた。
また、キャリブレーションによる最低域のブーストはほどほどにしておくべきだということが理解できた。
この帯域は歪成分が多いので、ブーストによりこの歪成分もブーストしてしまうのである。
画像はAKG K612PROのTHDのグラフである。
ヘッドホンとスピーカーの最大の違いは低音再生だと思う。
理由はよく分からないが、ヘッドホンでは低音の雰囲気というか空気が振動する様子が再現できない。
逆に言えば、ヘッドホンでは最低域をカットしてもそれほどダメージがないので、最低域のブーストは控えめでもかまわないわけである。
K701のGEQの20Hzを+3dB、25Hzを+6dBに修正した。
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