KS100は、さらにパワードスピーカーに興味をもたせてくれた。
パワードスピーカーとしては、最初にJBLのPebblesを購入し、その後JBL Professionalの305PMK2と308PMK2を購入した。
置き場所などをあちこち変えてみる手間暇は必要だが、家庭用のオーディオシステムとして308PMK2で十分ではないかと思っている。
オーディオ三大鉄則の、文句があるならまずはスピーカー設置場所(位置)変更、である。
最近のモニター用やPA用のハワードスピーカーは、ウーファー用とツィーター用に2台のデジタルアンプを搭載したマルチアンプ方式のものがほとんどである。
さらに、DSPを搭載し、チャンネルディバイダーの機能と周波数レスポンスの補正(デフォルトでの)機能もある。
このため、最初から出音が素晴らしく手間いらずである。
スマホをつなぐだけで、特に不満のないオーディオシステムが完成してしまうのである。
従来のオーディオでは、アンプとスピーカーの組み合わせで音を変化させるということになっていた。
しかし今や、手軽に楽しめるというかまともな価格で入手可能なオーディオ用のスピーカーやアンプはほとんど無いように思う。
昔ほど量産されないので高価なのは仕方がないのかもしれない。
しかし、モニター用のパワードスピーカーは世界中で販売されおり、その量産効果もあってか、性能の割に大変安価である。
また、こうしたパワードモニターは、一流メーカーの最新のオーディオ技術を手軽に体験できるところも魅力である。