京都旅行で龍の日本画をたくさん見た。
それで描きたくなったのである。
鳥の絵は長期戦になるような気がするので先送りである。
龍の絵をいつ描けるようになったのか。
中学生のころ美術の授業で絵皿を製作することになりその皿に龍を描いたのが最初、とずっと思いこんでいた。
しかし、今になってよくよく考えてみると、その時は大きく翼を広げた鷹を描いたのである。
どうして龍と思い込んでいたのだろう、分からん。
何故"龍の絵を描ける"などという表現をするのかというと、手本など何も見ずにスケッチブックにさらさらと3分程度で描いてしまったからである。
昔はよく描いたよな、と思いつつシャープペンを走らせた訳であるが、その"昔"とは一体いつのことなのか、さっぱり思い出せない。
それに、京都で見た龍の絵のほとんどは、どれもこれも似たり寄ったりで実につまらん、としか思えなかったのである。
スケッチブックの絵の無駄な線を整理したり形を整えたりするためトレーシングペーパーに写し、さらにスクエアの構成にするために左右にトレーシングペーパーを継ぎ足した。
セロテープで貼り合わせる位置がずれてしまった。
これで10号パネル9枚でいこうと思ったわけである。
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