帰国してから2155Hを再度聴いてみると、記憶に残っていた音よりも弾むような低音が出ていました。きっと、カーステレオやラジカセの音ばかり聞いていたからだと思います。ホントに自分の耳はいいかげん。1年8ヶ月も鳴らしていなかったため調子をくずしているのではないかと心配していたのですが大丈夫でした。
まじかで見る2360Aは思った以上に大きく、途方もないものでした。スピーカーの上に2360Aを仮に設置してみると、そびえ立つように見え、視覚的な圧迫感が非常に強いです。このときのスタンドを含むスピーカーシステム全体の高さは、床から180cmを越えていました。そこで箱を横倒しにして高さを抑えることにしました。
それから、箱を横倒しにしても箱の上面が2360Aに完全に占領されてしまうため2402H-05の置場がないという問題もあります。そこで、2402H-05をバッフル板に取付けるため、バッフル板を作り直し、旧バッフル板の上から新しいバッフル板を貼りつけることにしました。また、スピーカースタンドとして、これまで通り、コンクリートボンドで貼り合わせたレンガを使っても良かったのですが、これは箱とスタンドが連結されておらず安定性に不安があります。そこで、新たにハカマ作り、ネジで箱の底板に固定することにしました。新しいバッフル板とハカマ等の板取の図面を作り、東急ハンズでカットしてもらいました。
SH-D1000と2446Hは、インターネットのサイトから購入しました。2446Hが届いたときには、かなりうれしかったです。とうとう、この日が来たんだなと思いました。
2446Hの箱を開け、2つの巨大なドライバーを床の上に並べ、「PULL TO REMOVE PERFORATED CENTER BEFORE INSTALLING HORN」の赤いラベルと共にスロート部を覆っていたパッキンを剥がし、スロート内部を覗いてみました。薄い金網の奥にイコライザの縁が鈍く光っていました。