2011/01/26

Eighteen Sound 21NLW9000C

Eighteen Sound社21NLW9000Cは、21NWL9000のカーボンファイバーバージョンです。
ダイレクトラジエター用の21インチサブウーファーユニット。
このユニットを駆動するパワーアンプとしては3600Wをノンクリップで供給できる能力が推奨されています。
最新のデジタルアンプはこういうユニットを対象にして開発されているのだと思います。





下記のスペックは4Ωバージョンのもの。
このため21NWL9000(8Ωバージョン)のパラメータとは比較できません。
目立つのはMms423gというのはかなり重いこと。
B&C社の21SW152(Mms460g)に迫ります。
このクラスの21インチユニットを聴いてみたいなぁ。

21SW152のMmsの値は以前のものと異なりますね。
手直しがあったようです。





21NLW9000C

GENERAL SPECIFICATIONS
Nominal Diameter 533 mm (21 in)
Rated Impedance 4 ohms
AES Power 1800W
Program Power 3600W
Peak Power 10000W
Sensitivity 96 dB
Frequency Range 24 - 1500 Hz
Power Compression @ -10 dB 0.7 dB
Power Compression @ -3 dB1.3 dB
Power Compression @ Full Power2.2 dB
Max Recomm. Frequency100 Hz
Recomm. Enclosure Volume120 ÷ 500 lt. (4,24 ÷ 17,7 cuft)
Minimum Impedance4,1 ohms at 25°C
Max Peak To Peak Excursion70 mm (2,75 in)
Voice Coil Diameter135 mm (5,32 in)
Voice Coil Winding Materialcopper
SuspensionTriple roll, Polycotton
ConeStraight, Carbon Fiber

THIELE SMALL PARAMETERS
Fs29 Hz
Re2,7 ohms
Sd0,1662 sq.mt. (257,6 sq.in.)
Qms5,45
Qes0,26
Qts0,25
Vas257 lt. (9,96 cuft)
Mms423 gr. (0,89 lb)
BL28 Tm
Linear Mathematical Xmax±14 mm (±0,55 in)
Le (1kHz)1,66 mH
Ref. Efficiency 1W@1m (half space)96,4 dB

MOUNTING INFORMATIONS
Overall diameter545 mm (21,46 in)
N. of mounting holes8
Mounting holes diameter10 mm (0,39 in)
Bolt circle diameter520 mm (20,47 in)
Front mount baffle cutout diameter494 mm (19,4 in)
Rear mount baffle cutout diameter490 mm (19,29 in)
Total depth250 mm (9,8 in)
Flange and gasket thickness18 mm (0,7 in)
Net weight14 kg (30,9 lb)
Shipping weight15,5 kg (34,2 lb)
CardBoard Packaging dimensions570x570x290 mm (22,4x22,4x11,4 in)







池田圭さんが15Aホーンにあこがれ始めたのは1930年(昭和5年)頃だったそうだ。
当時、15Aホーンは最新鋭のシネマスピーカーだった。
そして池田圭さんが15Aホーンを入手するのが1955年(昭和30年)。
間に戦争があったとはいえ25年かかっている。

下の画像は趣味の獄道のホームページにUPされていたもの。
いつも貴重な資料をありがとうございます。
(画像をクリックすると大きく表示されます。)




















P100で撮らないはずの冬山を。










上の画像は35mm換算で292mm。
下の画像は35mm換算で678mmの最大望遠、富士山測候所を日の丸構図で狙ってみた。
いずれも、標高800m程度から手持ち。
35mm用600mmによる撮影では、少なくとも1脚が必要で手持ちではまともに撮影できなかった。
冗談で撮影したのに、ともかくこれだけ写ることに驚いた。

夕暮れに撮影した東京タワーのパノラマ写真も手持ちだった。
暗くなってきてもちゃんと撮れる。
どうしてこんなに撮れるのか理解できなかった。
やはり手ぶれ補正というのが働いているのだろう。

高倍率ズームなんて宣伝文句だけだろう、と思っていたけど十分使える。
久々にドブ(主鏡直径12.5インチ、焦点距離1525mm、F4.5)で直焦点撮影をしてみたくなった。
クールピクスは、950、S5、P100と3台目になるが、950やS5のときには、そんな気にはなれなかった。



2011/01/20

QSC MHV-1090(3)

QSC社SC-424-8Fは、横型のプロポーションを持つシネマ用スピーカーシステム。
こういう形態のシネマスピーカーは珍しいです。
ウーファー部は4インチボイスコイル径の15インチウーファーのダブル。
ホーン部はHMV-1090を箱に収めたHMV-1090Fです。






下の画像はミッドホーンのフェイズプラグ周辺を拡大したもの。
フェーズプラグの形状がなんとなく分かります。















資料室の画像はクールピクスS5で撮影していた。
このS5が室内撮影であまりにも手ブレをする。
それでいちいち三脚を使用していた。





先日、その手ブレについて検索してみた。
すると、このシリーズはそういう場面でシャッタースピードが極端に遅くなってしまうという書込みを発見。
う~む、使い続ける意欲が消えてしまいました。

そこでクールピクスのP100というのを注文してみた。
下の画像をネットで見つけカッコいいなと思ったから。








ブログ用なのでデジタル一眼はいらない、というかそれは持っている。
正確には妻が持っている。
故に手が出せない…

広角側は35mm換算で26mm。
しかも広角側の樽型歪曲収差を補正してしまう。
ファインダーや背面モニターの画像も補正済みの画像なので、歪曲収差を見ることなく撮影ができる。
なんということだ。

考えてみれば歪曲収差をソフトで補正することなんて簡単なのかもしれない。
補正を前提として補正しやすい特性を持ったレンズを設計する。
レンズ枚数を減らして実質的に明るいレンズに設計することも可能になるだろう。
周辺減光、シフトやあおりなどもソフトでなんとかなると思う。

この「ゆがみ補正」は初期設定ではOFFになっている。
ONにしよう。

望遠側は678mm。
月、冬の山頂付近、鳥が撮れる。撮らないけど。

液晶のファインダーが付いている。
先ほど家電屋でそのファインダーをのぞいてきたが、ピントを合わせられるようなシロモノではない。
しかし、光の加減で全く見えなくなってしまうS5の液晶モニターに比べればずっと良い。

ダウンロードした取説によるとパノラマ画像を作成できるソフトが付属している。
フルハイビジョン動画も撮影できる。

そして小さい。
将来のプロ機は全部この大きさになるような気がする。

P100は、USBケーブルで充電と信号出力をし、miniHDMIケーブルで液晶テレビと接続する。
液晶テレビで静止画と動画を見ることができる。
静止画の画像サイズには3584×2016というテレビと同じ16:9が選択できる。

デジカメを使うようになってプリントはしなくなった。
動画の編集もしてみたい。
撮影した後の付き合いが変わりそうだ。







お値段は26000円弱。
同時に2000円程度のシリコンパワーの16GBのSDHC(SP016GBSDH006V10 (16GB))も購入した。
SDHCはP100で初期化した。

液晶のファインダーをのぞいてみるとそんなに荒くない。
にぎやかな感じがして面白い。
AFだし、慣れればこれで十分になるだろう。
(マニュアルフォーカスにすると中央部が拡大表示でき、正確にピント合わせができました。)

それから添付されていたPanaorama Maker 5 Proは驚異的なソフトでした。
但し、「vedframework.dllがありません。」という表示が出たら、こちらを
解決できました。

パノラマ、三脚で撮影してみようか。
手持ちので使えそうなのはマンフロットの410と055Cの組み合わせ。
これは67と大型双眼鏡用。
P100には大袈裟すぎる。
軽いのを探そうか。



ズームの位置、光学ズームバーの左端が35mm換算で26mm、そして右端が678mm。
光学ズームバーの真ん中(2分の1)になるようにズームして撮影すると、ViewNXのメタデータで23mmと出た。

35mm換算するためには、焦点距離を5.65倍すればいい。
だから23×5.65で約130mm。
これは中望遠、覚えやすい。

さらにワイド側の4分の1、要するに光学ズームバーの半分の半分は約10mmと出た。
だから55mmと覚えておけばいい。
ニコンのマクロだね。

テレ側の4分の1は約60mmと出た。
だから340mmだけど、覚えにくいから300mmだ。
かなりいい加減だけど、これでズームの位置が理解できた。

広角--標準--中望遠--望遠--超望遠、という5つの位置で光学ズームバーを4分割しているということだね。
すっきりした。

ズームレバーは少し動かすとズームの速度が遅く、大きく動かすと早くなる。
テレ側からワイド側へのズームはぎこちないから、ワイド側からテレ側へズームしよう。



P100のゆがみ補正はやっぱり凄い。
DISPボタンで方眼をファインダーやモニターに表示し、これと対比すると分かるけど本当に凄い。
この価格帯のカメラで歪曲収差がない、というのは驚異的だ。
ファインダーを覗くたびに感心してしまう。

デジタルで収差補正が可能であることを知ったのはハッブル宇宙望遠鏡の1回目の修理(1993年12月)が成功したとき。
これは樽型歪曲収差ではなく完全なるピンボケであり、補正光学系を取付け、さらにソフトウェアにより主鏡の収差を完全に補正した。
こうした技術が民生用に降りてくるとは思わなかった。






上の画像はそのファーストサービスミッションの成功を報告する記者会見で発表されたM100の画像。
M100といえばセファイド変光星を思い出します。





kiirojblのyoutubeの動画は画像が荒いし、音声も最悪で本当に酷かった。申し訳ない。
現在、6つの動画は総計14400回以上、世界中の方に見ていただいている。
今回のリニアトラッキングアームのように動作するのがにわかに信じ難いものには、動画は効果的な表現手段だった。
もし動画をUPしなければ、信じてもらえなかったような気がする。

P100なら1920×1080/30fpsのフルハイビジョン動画の撮影/再生が可能だから綺麗な動画をUPできるようになるだろう。
しかも録音はステレオであり、フラッシュの後方にステレオマイクを備えている。
さらに、取説を見ていたらハイスピード撮影ができる。
動画撮影の練習をしよう。











先週は、来訪者数(アクセス数ではなく)が587名の日がありました。
多くの方に支えられている気持ちになりました。
ありがとうございます。



夕方、仕事場の近くで東京タワーを撮ってみました。
パノラマの試し撮りというか、試し合成です。
8枚を縦に並べて合成。
焦点距離は35mm換算で106mm。
露出とピントはマニュアルです。
日もかげり手持ちなのでダメかなと思いましたが、とても綺麗に撮れました。
しかし、UPするときに画像を縮小、画質も落ちてしまいました。
残念。






下の画像は、上の画像(パノラマ合成後の画像)のクローズアップです。
広角をトリミングしたのとは解像度が全然違います。
何か使えないかな、この特長。





なんだか暗いですが、アンダーなのではなく、日がかげってしまいこの程度の暗さでした。