2014/12/11

Nikon 1 V2 and 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6

発売から2年たったV2の標準ズームキットがAmazonで36177円になっていたので購入しました。
これは価格.comの初値のほぼ6割引きの値段です。

AW100やAW120でもちゃんとした撮影ができますが、やっぱりコンパクトカメラだと撮影の際の楽しさがちょっと少ないかな。
また、RAWファイルを得たい。
そこでニコン1シリーズが気になっていたのです。
また、V2になって撮影モードダイヤルと押し込み操作ができるコマンドダイヤルが新設されました。
これなら一眼レフのような操作感で撮影できるような気がしたのも理由の一つです。






現物を見たことがなかったので、その小ささと軽さには驚きました。
ちょっと惜しいのは、ボディのつくりがやや甘く、がっちりした感じがないこと。
でも、小さいせいか精密感があり、全体の印象は悪くないです。
白色にしたのは黒よりも安かったからなんだけど、白いカメラもいいかもって思っていました。
ミノルタα-8700iのミール搭載記念モデルっていうものあったしね。




付属の1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6はとても小さなレンズです。
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIと同じく沈胴式。
10-30mmは繰り出すと本体の電源がON、沈胴させるとOFFになります。
面白いね。

ミラーレスなので気になったのは電子ビューファインダー。
144万ドットというので期待したのですが、10-30mmを装着した状態での見え味はいただけません。
ざらついた感じです。
しかし、FT1を介してAi AF Nikkor 50mm f/1.4Dなどの明るいレンズを装着すると、これが別物に変身。
ざらつきはなくなり、トロッとした大変美しい見え味になります。
レンズを変更してもダメなEVFもあるのかもしれないけど、V2のEVFはレンズが明るければ問題なしです。





1/16000のシャッタースピードと60fpsは凄い。
頭の中で想像してもその凄さは分かりませんが、これは試してみると仰天します。
シャッターチャンスというか、撮影のタイミングという価値を根底から破壊してしまったのではないかと。
従来ならシャッターと連動した特殊な撮影装置を必要とする場合でも、V2ならば無造作にシャッターボタンを押すだけです。
カメラが新たなステージに進化したことをひしひしと感じました。





V2のデザインは気に入っています。
F4へのオマージュでしょうね。
倉庫にF4のカタログがあったような気がして探してみるとありました。
右肩の2つのダイヤル配置もよく似ています。
懐かしいなぁ・・・







2014/12/06

Nikon AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II


シグマの17-50mm F2.8 EX DC OS HSMを使用してSONY SS-F6000の撮影をしたとき、たる型の収差が目立ったので、スピーカー撮影用?にニコンの純正レンズを購入することにしました。
純正レンズならゆがみ補正を自動でやってくれるからです。

さあ、楽しいレンズ選びです。どれにしようかな。
マクロのAF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8Gはどうか。
いやいやAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gも捨てがたい…
という具合に探していると、沈胴式のコンパクトな標準ズームを見つけました。
これが今回購入したAF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR IIです。




Amazonのレビューも悪くないですし、ネットでの評判も良さそう。
家電専門店まいどという業者からAmazon経由で購入。
12800円でした。

届いてみると、軽量コンパクトでなかなかよろしい。
それに小さいせいか、安っぽいかんじがしません。
最短撮影距離も短いです。
それに手ブレ補正効果が4段だって。
MTF曲線も素晴らしく、ちょっと驚きました。




最近のレンズなのでレンズのゆがみ補正データを新しくしないといけないんだろうなぁ、とニコンのサイトを見てみると、やはりそうでした。
D7000のファームウェアとゆがみ補正データのバージョンアップをしました。
しかし、View NX2でRAW現像をしようとすると「レンズ情報がないからムリ!」という冷たい表示が。
これはView NX2をVer.2.9.0 32bit (XP用です)にすると解消しました。
やれやれ、デジタルは大変ですね。




この撮影には新しいカメラを使いました。
これもなかなかよかったです。