その後、NS470の直接の後継機種だったのかどうかは判然としないが、NS451が登場する。
20cmと小口径化され、その代わりに低音を増強するためかバスレフ箱になった。
まあ、そこまではいい。
なんだかやってくれそうな雰囲気を感じたのは白いコーンのウーファーユニットである。
NS470の断面図を見てみると大量の吸音材が目立つが、やはりビシッとしたストレートコーンのウーファーユニットに目が行く。
このDNAがNS451の白いコーンに引き継がれているように思った。
プレスコーンではなく、ペーパーをくるっと巻いて貼り合わせたというDIYみたいなユニットである。
そして、この白いコーンは18㎝とさらに小口径となり、NS10Mに引き継がれることになる。