2023/08/21

Loudspeaker Systems Design



スピーカーユニットの口径ではなくボイスコイル径こだわるとしたら、CelestionのAxi2050が出現したことだし、これはもう5インチが旬ではなかろうかと。

組み合わせる5インチボイスコイルのウーファーは色々考えられるが、口径は何がいいか。
KLIPSCHのJUBILEEは12インチだったのだけれども、ジュビリーよりも大型のホーンを組み合わせたいので、ここは15インチにしたい。




15インチで5インチボイスコイルとなると選択肢はあまりない。
Precision DevicesのPD.155NR1がいいだろう。
ネオジムマグネットを搭載した現代的ユニットでAxi2050にお似合いだ。
PD.155NR1は"BASS/LOW-MID RANGE DRIVER"用ということなので、さらに18インチから24インチのサブウーファーを加えることもでき、大規模システムの中低域用ウーファーとしてもってこいだ。
箱の推奨容積は75Lから200Lであり、使いやすそうなユニットである。




PD.155NR1 BASS/LOW-MID RANGE DRIVER

Radial neodymium motor structure
Vented cast aluminium chassis for improved thermal control of voice coil
Forced air cooling vented voice coil gap
Aluminium demodulation ring
5″ High temperature copper voice coil
For two way ported applications and bass reinforcement in bass reflex / horn loaded enclosures
Rear aluminum heat sink

GENERAL SPECIFICATIONS
Type Bass / Low-Mid Range Driver
Available Impedance 4 Ω/ 8 Ω/ 16 Ω
Nominal Diameter 15" / 381 mm
Voice Coil Diameter 5.0" / 127 mm
Peak Power (6 dB Crest Factor) * 4000 W (A.E.S.)
Power Rating 1 2 * 1000 W (A.E.S.)
Sensitivity (1W/ 1m) * 98.5 dB
Frequency Range 45 Hz - 2 kHz
Resonance 37 Hz
Voice Coil Winding Depth 1.20" / 30.50 mm
Recommended Enclosure Volume 75 - 200 Litres
Flux Density 1.18 Tesla
Magnet Material Neodymium
Magnet Gap Depth 13.00 mm / 0.51"
Former Material Glass Fibre
Dust Dome Material Solid Paper
Voice Coil Material Copper
Cone Material Paper
Suspension Material Poly Cotton
Surround Material M Roll Poly Cotton

THIELE SMALL PARAMETERS
Fs 37 Hz
Re 5.4 Ω
Qms 6.1
Qes 0.237
Qts 0.228
Le (@ 1 kHz) 2.350 mH
Vas 140 Litres
Mms 154.00 g
Sd 895 cm2
Cms 123.20 µm/N
BL 28.60 T/m
Xmax 12 mm
Vd 0.980 Litres
Ref. Efficiency 2.77%
EBP 156.12 Hz

DIMENSIONS & MOUNTING
Overall Diameter 408.30 mm
Width Across Flats 395
Flange Height 11.00 mm
Depth (Excl. Flange) 190.00 mm
Magnet Diameter 168 mm
Chassis Shoulder Diameter 356.00 mm
Outer Bolt Circle x6 M6 on 395 mm PCD
Inner Bolt Circle N/A

SHIPPING INFORMATION
Nett Weight 10.00 Kg / 22.05 lb
Shipping Weight 11.00 Kg / 24.25 lb





2023/08/05

DIY ART "Thunder God"



横雷神が完成してから、毎夜眺めることができて幸せである。
照明を落として薄暗い部屋に浮かぶのは、寺院等で見る襖絵と同様の雰囲気を持つ。
こういう鑑賞スタイルだと金地でも全く派手と言うことはない。

横雷神を描いた動機は、部屋でじっくりと味わいたいと思ったからだ。
だから私淑というのはちょっと違うかもしれない。
風神雷神図屛風は数年に一度しか公開されないし、やっぱり画像では味気ない。
描く楽しさと鑑賞する楽しさを手に入れることができた。










製作の参考にした画像はwikiで入手した。
それら画像に明度調整などを行って色を探っていった。
クローズアップでは塗膜の剥離状態がはっきりとわかる。
特に雷神の左腕や、風神の眉毛などがひどい。
これだけ傷んでいるとちょっと動かしただけで塗膜があちこち崩れそうだ。





こうして比べてみると、意外と似ていないものだなぁと思う。
まあ、自分の意図やクセがちらちら見えているので、これはこれで面白い。
しかし、こうした模写はしばらくはやめておこう。
描くのはとても楽だし、楽しくてやめられなくなりそうだ。