2025/05/04

Nikon V2



男は敷居を跨げば七人の敵あり。

玄関を出てガーデニングを始めると、頭上の枝に陣取ってやかましい威嚇音を発し縄張りを主張してくるのがタイワンリスのコイツである。
いたずらっぽい目がかわいい、なんて思ってはいけない。
楽しみにしていた収穫前のトウモロコシをきれいさっぱり全部喰いやがった。
庭の林には三匹いるので残りは4人、しかしまったく心当たりがないな。
 



V2  70-300  ISO 160  1/320sec  f/5.6  300mm  hand-held



望遠端でも髭なんぞがしっかりくっきり写っているとうれしいもんだ。
(もしかしたらあれはおちんちんの先っちょか? 恥ずかしい奴め)
このAF-P 70-300は、望遠側でもほとんど解像力が低下しない。
マイナー銘玉、AF-S 18-35と同様、素晴らしいレンズである。





2025/05/03

Nikon V2



AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRとV2の組み合わせは素晴らしい。
写りも良く軽量で810mmという超望遠を実現している。
この際だから、むなしい自慢を少し。

まず、V2のDXOMARKのSportsのスコアは403であり、V3の384を上回る。
うはは。
それからV2の画素数をフルフレームに換算すると1億500万画素になる。
フルフレームの6000万画素程度では相手にならない、とか言ってみる。

こんな具合に惚れているけれども、1インチセンサには限界があることも承知している。
しかし、20.1Mpxのセンサと最新のエンジンを使えば、もろもろの問題はほぼ解消するのではなかろうか。
でも、本質的な問題は、そこではない。
小さなセンサには小さなボディという固定観念に陥っていることが問題なのである。

この固定観念をニコンの技術者が考え直してくれると、解決策を見出すのは簡単である。
Z50Ⅱのセンサを単に1インチセンサに換装すればいいのである。
型番はZ50ⅡB、Astroの次はBirdingのBである。
野鳥の撮影者は2つのグループに分けられる。
1つはカワセミを大勢で群がって撮る連中である。
600mmや800mmの大型レンズに大型ボディ、鳥に対してはさほど興味を持っておらず、他に撮る鳥と言えばメジロ程度である。

2つめのグループはバードウォッチング(Birding)を趣味にしている連中である。
カメラの性能等は二の次であり、野鳥の同定や生態の観察のために撮影する。
そして、Z50ⅡBはこの2つめのグループをターゲットにする。

重量については、V2の337gとFT1の150gを足し上げると487gになる。
Z50Ⅱは550gだから、わずか63gの増加で済む。
レンズは、AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRのZマウント版を用意すれば十分だろう。
やはり、換算で800mmは譲れない。

ボディもレンズも開発費はほぼゼロ、超望遠専用だから広角や標準レンズなんて用意する必要なし。
Birdingの際、そういう用途はスマホで十分だ。
というわけで、価格と重量を抑え込めたらBirding方面からの入門者を総取りできる。
それから、取説の他にBirding用基本セッティング解説書を同梱してもらいたい。
もう一つ。
70-300はFX用で作ること。