MD49はJBL社のMarquis Dance Club Seriesのフルレンジシステムです。
サイズはH1524mmxW561mmxD657mmという大型スピーカー。
90°x50°のウェーブガイドホーン部は90°回転配置可能であり、横置きもできます。
クロスオーバーユニットが付属していないマルチアンプ用の4wayシステムであり、ユニット構成は以下の通りです。
Low 2265H 15inch woofers x2
Mid CMCD-82H mid-frequency driver
High 2432H compression driver
Super High ST400 super tweeters x2
2432Hは最近のJBLシステムに多く使用されている3インチ径チタンダイアフラムのコンプレッションドライバー。
CMCD-82Hは2169Hに製品番号338471-001というフェージングプラグを組合わせたもの。
ちなみにCMCD-81Hも2169Hに338471-001を組合わせており、82Hと81Hの差がなんであるのか理解していません。
CMCD-82HについてはAEシリーズのAM7200/95の、また81HについてはSRX738のテクニカルマニュアルをご参照ください。
想定されているクロスオーバー周波数は、270Hz、2.7kHz、10kHz。
フェーズプラグを備えているCMCDは2kHz以上のクロスを想定しているようです。
同じ2169Hを使用しても、フェーズプラグなしのダブルのMD2のような構成では1kHz程度になっています。
Highを受持つホーンが小さいと高域側をがんばらないといけないですし、
ダブルにすると許容入力は大きくなるものの、高域側が干渉により伸びないという事情もあるのでしょう。
下の画像のシステムはMD46です。
MD49の姉妹機であり、ウェーブガイドホーン部は60°x40°の指向性を持ちます。
ホーン部を見比べると異なる形状を確認できます。
90°の指向性を持つホーンと60°のホーンを比較した場合、受持ちエリアに均一の音圧を提供できるかという点からは90°ホーンの方が設計が難しいです。
また、JBLがこの帯域でコーン型を採用しているのは許容入力の確保という意味もあるとは思いますが、ダイレクトラジエターのコーン型ウーファーとの音質の整合性という点もあると思います。
Midホーンの低域側は軸上のレスポンスが徐々に低下しているような特性のホーンの方がこの目的には沿う。
そういうことを考えていると90°ホーンに興味をもってしまいます。
サイズはH1524mmxW561mmxD657mmという大型スピーカー。
90°x50°のウェーブガイドホーン部は90°回転配置可能であり、横置きもできます。
クロスオーバーユニットが付属していないマルチアンプ用の4wayシステムであり、ユニット構成は以下の通りです。
Low 2265H 15inch woofers x2
Mid CMCD-82H mid-frequency driver
High 2432H compression driver
Super High ST400 super tweeters x2
2432Hは最近のJBLシステムに多く使用されている3インチ径チタンダイアフラムのコンプレッションドライバー。
CMCD-82Hは2169Hに製品番号338471-001というフェージングプラグを組合わせたもの。
ちなみにCMCD-81Hも2169Hに338471-001を組合わせており、82Hと81Hの差がなんであるのか理解していません。
CMCD-82HについてはAEシリーズのAM7200/95の、また81HについてはSRX738のテクニカルマニュアルをご参照ください。
想定されているクロスオーバー周波数は、270Hz、2.7kHz、10kHz。
フェーズプラグを備えているCMCDは2kHz以上のクロスを想定しているようです。
同じ2169Hを使用しても、フェーズプラグなしのダブルのMD2のような構成では1kHz程度になっています。
Highを受持つホーンが小さいと高域側をがんばらないといけないですし、
ダブルにすると許容入力は大きくなるものの、高域側が干渉により伸びないという事情もあるのでしょう。
下の画像のシステムはMD46です。
MD49の姉妹機であり、ウェーブガイドホーン部は60°x40°の指向性を持ちます。
ホーン部を見比べると異なる形状を確認できます。
90°の指向性を持つホーンと60°のホーンを比較した場合、受持ちエリアに均一の音圧を提供できるかという点からは90°ホーンの方が設計が難しいです。
また、JBLがこの帯域でコーン型を採用しているのは許容入力の確保という意味もあるとは思いますが、ダイレクトラジエターのコーン型ウーファーとの音質の整合性という点もあると思います。
Midホーンの低域側は軸上のレスポンスが徐々に低下しているような特性のホーンの方がこの目的には沿う。
そういうことを考えていると90°ホーンに興味をもってしまいます。
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