パノラマ写真にはお決まりの縦横比というのはありません。
横長ぁ~にしたければ、横方向にどんどん伸ばしていくだけです。
しかしまあ、なんとなくではありますが、だいたい縦1に対して横2.5から3ぐらいがいいのではないかと思っています。
パノラマ用の銀塩カメラというとフジの617がありました。
この617の画面サイズは56x168mm。
ぴったり1対3ですね。
でも1対3だとちょっと横長にすぎるかな、とは思っています。
昔、New Mamiya 6というのがあって、これを3枚並べればいいのではなどと思っていた頃もありましたが、結局、Pentax 67で2枚並べるという方向で落ちついた経緯があります。
最近、フィリップスの40インチの4Kモニター(BDM4065UC/11)が発売され、ようやくデジカメ遊びもディスプレイ表示のみで完結できる環境が整ったようです。
現在使用しているディスプレイはBENQのG2400WD(24インチ、1920x1200表示)です。
画面の幅は実測で約51cm。
パノラマ画像を楽しむにはちょっち小さい。
これがフィリップスの40インチだと87.8cmにもなり、これならパノラマ画像を堪能できそうです。
モニター画面が大きくなっても1920x1080の表示のままではなんだかなぁという感じですが、これが4Kモニター(3840x2160)になれば縦横方向がそれぞれ2倍の画素数になり、さらに8Kモニター(7680x4320)になれば4倍の画素数になります。
今の24インチを4Kの40インチにすると画素ピッチは小さくなり、8Kの60インチならもっと小さくなる。
大画面で美しい表示になってゆくのですから、言うことなしです。
当たり前ですがプリントは反射光。
残念ながら光が死んでます。
やっぱり透過光でないと。
だからプリントには銀塩時代から全く興味がありませんでした。
リバーサルフィルムもいいのだけれど、ライトボックスの上のそれは眩しすぎるし小さすぎる。
それで中判にしたけど、それでも小さいな。
結局、撮影する目的が67のファインダーのマット面に浮かんだ像を見ることと同義になったとき、フィルムを装填しなくなったのでした。
こうした長年の懸案事項は、4Kモニターによって解決されそうな雰囲気です。
今後は8Kモニターよりも横方向の画素数が多いカメラを購入することになると思います。
D810は7360ピクセルだから足りない。
9000ピクセルぐらいは欲しいので、5400万画素以上ということになりそうです。
撮像素子のサイズはDXがいいな。
レンズが軽い。
V2のパノラマの場合は、2台の画面を25%オーバーラップさせると、理論上は8064x3072になるので8K対応ですが、実際にはトリミングを行うため7600x2700程度です。
今後パノラマシステム用のNikon 1を購入するとしたら6000x4000ぐらいの機種になるのではないかと。
カメラ趣味復活。
MALIBUで乾杯!
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