2015/02/08

Nikon 1 V2 Panoramic Photography System (4)


このパノラマシステムの特徴としては、画面全体の同時性が確保されている点でしょう。
1台のカメラで2枚以上の画像を撮像し、それを合成すると異なる時間の画像が1枚の画像の上で共存することになります。
別にそれでもかまわないのですが、それは写真というよりもフォトコラージュの一種になると思います。
下の画像、このパノラマシステムで撮像した記念すべき最初の1枚。




伊豆城ヶ崎海岸の大島ヶ根から2014年大晦日の朝7時39分に撮影しました。
画像中央の岩はブエモンという名前がつけられています。
シャッタースピードは1/200秒。
焦点距離は11mm(35mm換算で29.7mm)。
最初ということもあり、2台のカメラの画角をかなりオーバーラップさせて撮影しました。


こちらは波が砕けている画像。
下の2枚の画像をパノラマ合成したものです。








下の画像は1月2日に撮影したもの。
前日の雪が残っていました。
これも下の2枚の画像をパノラマ合成したものです。
シャッタースピードは1/250秒。
焦点距離は23.6mm(35mm換算で63.72mm)。
しかし、右側の画像は、ズームリングに誤って触れてしまったのか21.9mmになっていました。








2台のカメラを使うためフレーミングが容易です。
また、全体の画像は家に帰ってパノラマ合成の作業してからはじめて確認できるので楽しみがあります。
合成画像が出来上がる瞬間は、わくわくします。
銀塩時代の現像したフィルムやプリントを見る瞬間のような感覚です。




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