2016/11/24
2016/11/15
DIY Speaker (81)
プラグ周囲の成形作業には、Amazonで購入したプロクソンのミニルーターセット(No.28525-S)を使用しました。
このミニルーターには、さまざまな先端パーツが付属しています。
使用したのは画像の球形の砥石と、三角錐状のもの。
その他、幅1cm程度にカットした240番の耐水ペーパーで研磨しました。
CADで描いた型紙には中心線を表示し、正確な位置決めができるようにしました。
一番最初の作業後の状態です。
形を整えようとあちこち削っていると、ちょっと削りすぎ状態に。
水性パテを盛って修正。
削りすぎた部分にまた水性パテを盛ります。
割箸の先端を平たく削って作ったヘラで塗りつけています。
形が整ってきました。
ここまでで、3時間ぐらいの作業を4回行いました。
パテの乾燥は1日もあれば十分だと思いますが、1週間ぐらい放置していました。
ルーターでのこうした造形は初めてなので、最初は削りすぎてしまいました。
でも、慣れてくるとルーターの使い方が慎重になり、意図どおりの形状に仕上げることができるようになりました。
まだデコボコがあるので、もう少し作業を続けようと思います。
2016/09/27
SEIKO PROSPEX DIVER'S WATCH SUN019P1 (2)
さあ、いよいよ頂上決戦です。
SUN019P1、SRP637K1、そしてBJ8050-08E。
どれもケース径が48mm級という巨大なダイバーズウォッチです。
3つ並ぶと、これは大迫力。
価格はSRP637K1とBJ8050-08Eが約3万円、これに対しSUN019P1が約4万円と、やや高価です。
その代わり、SUN019P1はGMT針とサファイアガラスがついてます。
また、Ecozillaはラバーベルト、他の2機種はブレスレット付(撮影はラバーベルトに換装)です。
装着感が優れているのが純正ラバーベルトを装着したSRP637K1です。
軽い上に低重心であるため、手首の上の安定感が素晴らしい。
一方、安定感が悪いのがEcozillaです。
厚さが18.6mmもあり、重心が高いからです。
とは言え、慣れてしまえばそれほど問題にはならないと思います。
ラバーベルトを取り付けたSUN019P1の着け心地は、SRP637K1とEcozillaの中間といったところです。
SUN019P1のラバーベルトは、純正のZ22を取り付けています。
このため、バネ棒がチラッと見えてしまいますが、このチラッと見えているのが好きなので全く問題ありません。
重さを計ってみました。
BJ8050-08E(rubber) 169g
SUN019(rubber) 143g Z22
SRP637(rubber) 130g
やはりEcozillaの圧勝です。
うれしいな。
ちなみに他の機種はこんな重さでした。
それぞれのラバーベルトは純正品です。
SKX781(rubber) 112g
SRP313(rubber) 111g
SSC017(rubber) 109g
SKX009(rubber) 106g
SNE109(rubber) 93g
今度はブレスレットでの重さ比べ。
SUN019(metal) 236g 1コマ落とし
SRP637(metal) 193g 2コマ落とし
SRP313(metal) 180g 1コマ落とし
SSC017(metal) 180g 1コマ落とし
うひひ、SUN019P1は圧倒的じゃないか!
この重さに慣れるとEcozillaやブレスレット付モンスターなど問題になりません。
それほど重いです。
さらに、この重量のため、手首にきっちり合わせないとズレます。
さらにさらに、本体とムクの弓管が手首の上を覆いますので、なんだか暑くるしいです。
やはりSUN019P1、ブレスレット付で購入した判断は正しかったのだぁ!
なお、SRP637K1はブレスレットの場合でも、モンスター系と重さがそんなに変わらす、これは装着してみても同じ印象を受けます。
ムーブメントは、SUN019P1がキネティックのクオーツ、SRP637K1が自動巻き、Ecozillaがエコドライブのクオーツと、それぞれ個性的です。
どれがいいのかなぁ…
デザインもみんな個性的なので、どれが優れているかなんて決められないなぁ。
さあ、頂上決戦の勝者はどなたでしょうか!
なんとなくエコジラちゃんが好きかなぁ…
いやいや、ブレスレット付のSUN019P1の存在感は魅力的だよね。
しかし、しかし、SRP637K1は装着感がよく、ラグ幅が22mmと、とても付き合いやすいのだよ。
ま、だれが勝ってもいいんじゃないの?
Label: Watch
2016/09/18
SEIKO PROSPEX DIVER'S WATCH SUN019P1
キネティックを搭載したSUN019P1を購入しました。
SRP637K1に続き外胴プロテクターを装備。
ムーブメントは5M85、GMT針付です。
WatchesZonから米国Amazon経由で購入。
$378.99でした。
以前からキネティックを搭載したSKA427P2が気になっていました。
自動巻発電クオーツ、こういうちょっと変わったところがあるとひかれてしまいます。
その後、このSUN019P1が2014年の春ごろ発表されて、これはいいかもと思ったものの、これがちょっと高かった。
Seiko USAでは725ドル、日本版のSBCZ021に至っては税抜きで84000円もします。
それでなるべく考えないようにしていたのですが、Watchuseekのフォーラムに"でかいですぅ"とか"おもい~"などといううれしい書込みが散見されるので、ついつい購入してしまいました。
全体のデザインはSHC061を豪華にした感じです。
外胴プロテクターの底面の横幅は実測で48mm、厚みは15.5mm。
これもエコジラ級の大きさです。
なお、無垢の弓環の頂部(デザイン上の)から頂部までの寸法は57mmあります。
24mm幅のラグは、ケースではなく外胴プロテクター側に設けられています。
また、この外胴プロテクターの側部には大きな切り欠きがあって、ポリッシュされた美しいケース側部がそこから見えています。
ブレスレットはC管タイプ。
インデックスのドットが立体的に設けられており、なんとなくエヴァ2号機のお目目を連想してしまいます。
ドット表示のダイヤルは、SSC017、SNE109、SKX009と他のダイバーズでも見慣れているはずですが、こんなふうに見えたのは初めてです。
竜頭の他にパワーリザーブの表示ボタンが付いています。
このボタンを押すと、秒針がすすっと進みます。
5秒進むと約1日以上の充電量、10秒だと約7日以上、20秒では約1ヶ月以上、30秒は約6ヶ月のフル充電状態を示します。
2、3日つけていれば、フル充電状態になります。
なお、5M85の取扱説明書によると"手振り充電直後は、インジケーターが示す充電量が若干多めに出る場合がありますので10~15分後に再度ご確認ください。"とのことでした。
11分33秒あたりから竜頭やパワーリザーブの表示ボタンの操作が見られます。
日付の変更方法が面白いんだよね。
Label: Watch
2016/09/12
SEIKO PROSPEX DIVER'S WATCH SRP637K1 (2)
SRP637K1とSRP313J1、"精密感にあふれた金属の塊"といった印象はよく似ています。
また何れのムーブメントも4R36です。
気になる違いはというと、SRP637K1は平ガラス、SRP313J1はカーブガラスという点でしょうか。
実物を手にするまではカーブガラスの方が良かったのではと思っていましたが、ご対面してみると、この平ガラス、全体としてソリッドな雰囲気があるSRP637K1に合っているように思います。
ところでSRP637K1の文字盤はなんとなく緑がかって見えます。
気のせいかな。
裏返してみるとSRP637K1は平坦でシャープな仕上げとなっています。
これはSRP777等と同じですね。
SRP637K1のケース底面の横幅は48mm、厚さは14.4mmです。
一方、SRP313J1のケース底面の横幅は42.7mm、厚さは13.1mm。
一番上の画像では、SRP637K1の厚みがかなりあるように見えますが、これはSRP637K1のラグが下方に向かって突出しているためです。
この画像のように平置きにするとSRP637K1のケース底面は載置面から2mmほど浮いた状態になります。
SRP313J1を平置きにするとケース底面が載置面と接触します。
重さをはかってみると…
SRP637(metal) 193g 2コマ落とし
SRP313(metal) 180g 1コマ落とし
SRP637(rubber) 130g
SRP313(rubber) 111g
SRP313J1は、最近まで2コマを落として使用していましたが、三つ折れバックルの調整穴が一番ゆるい位置にあるのもどうかと思い、1コマ戻しました。
なお、SRP637K1のブレスレットもCリング式です。
SRP637K1の装着感は良好です。
重心が低いためか手首の上の安定感があります。
上記のようなラグの形状も効いているように思います。
もっとも48mmという限界に近い大きさですから、挑戦し甲斐があるというかなんというか…
Label: Watch
2016/09/05
SEIKO PROSPEX DIVER'S WATCH SRP637K1
モンスター系の新型、SRP637K1を購入しました。
初代ブラックモンスターに外胴プロテクターを装着し、ムーブメントを4R36にしたモデルです。
ラグ幅22mmのステンレス製ブレスレットが付属しています。
シンガポールのWatchesZon-jpという業者からAmazon経由で購入。
29000円でした。
外胴プロテクターを装着しているため、モンスターよりも一回り大きくなっています。
ケースというか外胴プロテクターの底面の横幅は実測で48mmちょうどでした。
エコジラ級の大きさです。
ベゼルは120クリック、3時から6時、9時から12時の範囲でプロテクトされています。
この範囲の外胴プロテクターの上端部は、内側へL字型に折り曲げられており、このためこの範囲ではベゼル周囲のローレットが外部から見えません。
また、モンスター系の特徴でもある大きなラグ部分は外胴プロテクターから突出しています。
3時から6時、9時から12時の範囲の外胴プロテクターの上部、12時から3時、6時から9時の範囲の外胴プロテクターの切欠き面、そして一対のラグ部分の上面が、段丘状に交互に配置されており、なんだか与那国島 の海底遺跡(The Yonaguni Monument)を連想してしまいます。
SRP637K1は、"Monster Tuna"とか"Baby Tuna"などと呼ばれています。
しかし、ローレットが半周に渡り隠されているため缶の切り口のギザギザには見えないし、ラグ部分が大きく突出しているため円筒状のツナ缶を想起することももはや不可能です。
ツナ風味は薄くなってしまい、何か別のモノになってしまっているような…
ところで、腕時計を見るという行為は、右手首を手前に回転させながら見る、という相対的な視点の移動を伴います。
このため、腕時計のデザインの特徴は、文字盤を中心とした静的な形態にあるのではなく、7時側のケース側面(一番上の画像のように)から文字盤正面への視点の移動に伴う見え方の変化にあると言えるでしょう。
SRP637K1では、6時側のラグ部分が目立ち、この部分が円筒状のツナ缶とはかなり印象を異にします。
SRP637K1のデザイナーは、SRP227のようなモンスターのツナ缶化というよりは、モンスターにツナ缶のDNAを注入し、迫力を増した新しいモンスターを作り出したように思えます。
セイコーの純正バンド、DAL0BP(amazonで1800円) を装着。
何をつけてもかっこいいなぁ…
Label: Watch
2016/06/21
BMW 760Li
アイドリング中に妙な振動が出るようになったので修理に出しました。
原因は7番シリンダーのフュエルインジェクターの動作不良。
なお、760LiのN73B60はBMWでは初の筒内噴射を採用したエンジンです。
そういえばV12 LMRに搭載されていたS70/2は、1気筒あたり2つのフュエルインジェクターを装備していたのでした。
走行距離が9万kmを越えたので、ついでにダイレクトイグニッションのイグニッションコイルとプラグも12個全て交換。
プラグは接地電極が十文字配置されており、これははじめてみました。
ルマン、Porsche 919 Hybridが勝ちました。
昨年に続き2連勝です。
ポルシェのハイブリッドというとポルシェタイガーとかマウスを思い出すけど、今回の勝利で認識を新たにしました。
どんな車なのか調べてみると、2000ccのV4エンジン、ターボチャージャー付。
後輪駆動、フロントアクスルのKERSによる4WDだそうです。
で、後輪駆動はエンジンの500hp、前輪は回生モーターによる400hp、の900馬力。
最低重量は875kg。
回生エネルギーは、前輪の車軸の他、エンジンの排気熱とウェストゲートに取り付けたタービンからも回収するそうです。
後輪をエンジン、前輪はモーターで、というのが今後のスタイルとして確立されていくのかしら。
2016/05/31
Wedgwood Jasper tea set
ウェッジウッドのジャスパーのティーセットです。
すべてヤフーオークションで入手しました。
ティーカップはダンシングアワーの図柄。
講談社のウェッジウッドの芸術という本によると、ジャスパーは、"ジョサイアがブラックパサルトの経験を生かし、数千回の試験を繰り返して1774年に完成させた。"そうです。
250年ぐらい前のお話。
この本、解説がもの足りないですが、写真はなかなか綺麗です。
素焼きの風合いがあります。
弾いても素焼きのような音がする。
落札価格(税込み)は、こんな具合です。
ティーポット以外は未使用品だと思います。
ティーポット 8911円
シュガーポット 5400円
クリーマー 3348円
ティーカップ 2客 7290円
ちなみに上記の本も古本。
これはamazonから購入。
2384円也。
ペールブルーと戯れる女神達の柔らかな雰囲気がとてもティータイムにあっています。
2016/05/17
Moser Pope 11522 wine glass
モーゼルのクラシックデザインのワイングラス、ポープです。
11522は容量100cc、高さは163mm。
ちょうど100年前の1916年にデザインされ、教皇就任直後のピウス11世に1923年に献上したことが"Pope"の名の由来だそうです。
モーゼルお得意のディープエッチングとギルディングの鉢巻付。
このエッチングは、模様自体を凹状に表現するのではなく、模様の周辺を広く凹状にして模様を凸状に浮き上がるように表現する点に特徴があります。
11522は赤ワイン用のグラスです。
バカラのアルクール、103が同じ赤ワイン用。
アルクールは1825年にアルクール公爵の注文によって作られたもの。
ほぼ200年前のデザインなのに、実に素晴らしい。
バカラは鉛クリスタル、モーゼルはカリガラス。
バカラはシャープな透明感があり、モーゼルは水晶と同じ屈折率なのでやや柔らかい透明感。
バカラは酸化鉛を30%含んでいるため重量感があり、モーゼルはそういう重量感はない代わりに鉛の溶出の心配がない。
また、鉛クリスタルは薬品で表面仕上げを行うのに対し、カリガラスではそういうことができないので手作業での研磨で仕上げを行うそうです。
これが一番の違いのような。
バカラの手触りは滑らかなんだけど量産された工業製品って感じがします。
モーゼルは、昔の工芸ガラスの雰囲気がエッジの触り心地から伝わってきます。
鋭く、硬く、脆い。
これが妙にうれしいのです。
なにはともあれ、ずらっと並べると部屋がガラスの魔力に満たされます。
2016/04/06
Wilton Armetale Crab Serving Dish and Lobster Serving Tray
ウィルトンアーメタル社のディップ アンド チップス用のお皿です。
砂型のアルミ鋳造製。
ピカッとしてます。
厚手で重い。
長さ33cm、幅32cm。
凸凹模様の裏側。
ロブスタさんです。
カニよりもやや大きいです。
しかし、裏側は手抜きだね。
長さ40cm、幅26cm。
"Armetale"は、アートとメタルをくっつけた造語だそうです。
この会社はこういった砂型鋳造アルミ製の皿やトレーを作っています。
昔はアメリカ本国で生産していましたが、今では中国製。
やや円高になってきたので米国Amazonから直接購入しました。
カニが約59ドル、ロブスターが60ドル、送料は24ドル、で、計143ドルでした。
砂型、なかなか力が要りそうな作業だよね。
2016/03/29
Royal Copenhagen Princess Cup and saucer
ロイヤルコペンハーゲンのプリンセスシリーズのティーカップです。
amazon経由で二本の剣から購入。
カップの直径は98mm、ソーサーは145mm。
おだやかな感じというか、優しさと落ち着きが感じられるデザイン。
1978年のデザインだそうです。
ロイヤルコペンハーゲンは、デンマークの王室御用達のメーカー。
デンマーク王室というと、思い浮かぶのはクリスチャン10世です。
彼のおかげなのか、第二次世界大戦におけるデンマークの死者数は3200人。
デンマークの他の北欧の国々は、第二次世界大戦にそれぞれ異なる対応をしたので、結果はいろいろですね。
デンマークと言えば、国連のWORLD HAPPINESS REPORTの幸福な国のランキング1位。
日本は157ヶ国中53位だって。
上位10ヶ国と比較してみるとこんな感じです。
黄色が1人あたりのGDP。これはそんなに遜色ないな。
オレンジ色が社会支援。これもまあまあだよね。
濃紺が健康寿命。うん、これは問題ない。
黄緑色が人生選択の自由度。悪くないのでは?
そして、紫色が寛容さ。う~む、これが問題だなぁ。
異なる考え方をなかなか受け入れられない。度量が狭いということだね。
さらに、灰色が公務員と政治家がどの程度腐敗しているかということ。
ヘイトスピーチや差別、そして天下りや汚職、このあたりの改善が上位国に入る課題なんだろうなぁ。
なお、最後の水色のDystopiaは、最悪の仮想国をベンチマークとした指標とかで、これは何を意味しているのかが分かりませんでした。
デンマークの話に戻ると、デンマークの幸せ要因としてはジャンテロウ(Law of Jante)などが指摘されています。
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