2019/11/23

Herend Royal Garden



ヘレンド、ロイヤルガーデンのプラターとチョッププレートです。
楕円形のプラターは、Oval Dish with Handle 1122-0-00 EVICTP2、購入時の価格は357ユーロでした。
サイズは L:42cm W:28 cm H:6cm。




ハンドルがついていると華やかです。




円形のチョッププレートは、ケーキプレートの代わりにもなります。
Round Dish w. Handle 1173-0-00 EVICTP2、価格は239ユーロでした。
サイズはD:30cm Length:33.6cm。

チョッププレートというのは、北米での呼び方のような気がします。
丸太を切断した円形の板の上で骨付き肉の塊をチョップ(叩き切る)したことから由来しているのではないかと。




この濡れたような輝きがヘレンドの特徴のひとつです。




スープチュリーンとのコンビネーションです。
最初はプラターから。




チュリーンの下に敷いてあるのは、傷防止のレースペーパーです。
直径20cmと15cmのものをamazonで購入しました。
皿を重ねるときにも使用しています。




次は、チョッププレート。




ハンドルのデザインが共通するので、より一層華やかです。









2019/11/21

Herend Royal Garden



ヘレンド、ロイヤルガーデンのスープチュリーンです。
1014-0-17のEVICTP2、購入時の価格は675ユーロでした。
容積は2.6L。




注文時に青色の小鳥のノブをお願いしたのですが、ロイヤルガーデンのスープチュリーンでは小鳥のノブはできないのだそうです。
う~む、残念。




陶花というか陶蝶?




スープを入れるだけではなく、例えばカレーのルーなどを入れ、各自でとるようにすると楽しいです。




スープ等を入れる前に、お湯(湯沸し器の40度ぐらいの)を入れてふたをしてほんのり温めておくと、ほとんどさめません。
低温時に熱湯などを急に注ぐと割れるかもしれないので注意しましょう。




林實氏の作法心得"参考 TureenとLadle" には、スープチュリーンについてこんなことが書いてありました。

"余談。先年、わたくしは、日本人、何名かを案内して、スイスのユング・フラウに行った。
で、グリンデルバルトまで降りてきたとき、ガラになく高山病にかかっていることに、気づいた。
おなかは空いているが、なにも食べたくない。頭がいたい。
で、1軒のホテルのレストランに入っていった。
ウェーターが、なにを食べるかというから「mountain sickness」と答えた。
このウェーターは「よろしい」と言ったかと思うと、たちまち、わたくしの目の前に、コンソメを、しこたま入れた「tureen」を、どかっと置いてくれた。
わたくしは、それを、自分で、スープ皿に、よそっては、食べ、とうとう、5杯食べた。
そこで、大きなゲップが1つ、出た。不作法であるが。と、高山病が、ケロッとなおった。頭もいたくなくなった。
ウェーターが、「よかったね」と言った。Swiss humanity。
問題は、ここで、わたくしとして、スープ皿に、レードル2杯でなく、スープをついでは、そういうスープを何杯でも飲むという楽しみを憶えたことである。
1人で食事をするようなとき、レードル何杯をとっても、不作法でないということ。"