K712PROの特性を再現するために、ベリンガーDEQ2496のパラメトリックイコライザ(PEQ)を用い、K712PROの特性を再現するために低域から中域にかけて約3dBブーストした。
このブーストには2素子を用いた。
(1)100Hz Q2oct +3dB
(2)447Hz Q3/2oct +2.5dB
次に、中域側の(2)の素子をはずし(1)のみにしてベイヤーDT990PROの特性風にした。
どちらも悪くない。
通常の音量や小音量でのリスニングでは中域が充実したK712PROの方が豊かさを感じさせてくれる。
しかし、音量が大きくなるにつれ、DT990PROの方が聴きやすくなる可能性がある。
なお、このイコライジングを行ってもまだK701の高域がやや強すぎるようだ。