2025/08/18

CELESTION TSQ2145



こんな具合に21インチウーファーが増殖してゆくのを見ると、それはニーズがある、つまり、顧客であるPA屋さん達が18インチと21インチの実力差を感じているということなのだろう。
確かに、18インチで何とかしようとあれこれ考えるぐらいなら、あっさり21インチにしとけって、今ではそういう気分になってるし、もう少し言えば、24インチにしとけって、そう思う。
しかし、上記のメーカーの中で24インチを作っているメーカーはPrecision DevicesとCelestionだけだから、21インチのような一般性はない。
ちなみに、黄色いホーンの24インチ左右一発ずつに対しDIYホーンシステムの21インチ一発ではとても歯が立たないが、しかし、これは両システムの目指す音の方向性が違うので気にしていない。

今後どういう展開になるんだろうねぇ。
18インチはサブウーファーにおけるスタンダードの地位を独占していたが、これからは21インチと分け合うことになる可能性が高い。
そうなるとサブウーファーは2つの口径を選択でき、ウーファーとしての15インチ、12インチ、10インチとの組み合わせ方がグンと増えるわけで、これは断然楽しくなるな。

もう一つ。
RCFとP.Audioから19インチという新たな口径の提案がなされている。
(ただし、RCFは19インチと言えるのだが、P.Audioの方は20インチである。)
18インチに不足を感じている層がこの程度のスケールアップでどれほど満足できるのかは分からないが、既存の箱の取付穴をわずかに拡大するだけで音を改善したいニーズ向けなのか、それとも21インチとは異なる潮流が出現するのか、あるいは、将来的に18インチを駆逐してしまう存在になるのか。
P.Audioは、ヘビー級の21インチや24インチを作っていたのに、それをやめて19インチ(20インチ)を始めたというのもあって、注目しているのだよ。
コロナ禍が下火になりコンサート等が再び行われるようになって、PA屋さん達が新たな投資ができるようになり、こうした新しいムーブメントが起った。
何でもかんでも小型軽量化が進むこの時代、それに逆行するかのようなプロ用スピーカーユニット業界、これからが楽しみだ。



2025/08/14

CELESTION TSQ2145



18インチから21インチにした理由はもう一つある。
それは、21インチがなんだか輝いているように見えるからなのだよ。

現在、プロ用のスピーカーユニットを作っている主要メーカーで、ちょっとした異変が起こっており、今まではそれほどでもなかったのだが、これらメーカーのほとんどが21インチウーファーをコーン型ユニットのフラッグシップモデルとして製造しているという状況になっている。

ここで、それら機種を記録しておこう。
こういうのは数年後に見返すと結構面白いかもしれない。

我らがPrecision Devicesは、PD.2155-1F、PD.2155-1N、PD.2160-1Nの3機種である。

B&Cは、21SW115、21DS115、21SW152、21PALと4機種ある。

Beymaは、21LEX1600NDと21QEX1600FEの2機種。

Eighteen Soundは、21iD、21LW1400、21LW2600、21NLW4100、21NLW9001、21NLW9601、21NLW9601C、21NTLW5000と、なんと8機種もある。

RCFは、LF21N451とLF21X451の2機種。

Eminenceは、NSW6021-6とNSW6021-124の2機種。

Celestionは、今回導入したTSQ2145だけ。

Lavoceは、SAF214.50、SAN216.00iP、SAN215.30、SAN214.50の4機種

FaitalPROは、今年21XL3000をぶち上げた。

FANEも、今年21NDXLと21XSをぶち上げた。

そして現在21インチウーファーを作っていないメーカーはJBLBMS、それから不思議なことにP.Audioである。