これもNHK日曜美術館50年展でこれも撮影OKになっていた。
新潟県長岡市深沢町岩野原遺跡で出土した縄文土器 深鉢 火焔型土器である。
縄文時代中期/土製/44x39.5/國學院大學博物館
wikiのギャラリーにも紹介されていたので火焔型土器に中でも有名なものだと思う。
博物館や美術館、あるいは郷土資料館などでこうした火焔型土器を見かけると、まじまじと見入ってしまう。
縁の立体的な造形、特にアーチ状のトンネルのような造形が面白い。
小人になってこのトンネルやそれに続く縁の小径を歩き回りながら、複雑な構造を楽しむ。
それはともかく、火焔型土器がどのように使用されていたのかは謎のままだ。
思うにこれは呪術用の器だろう。
生物の内臓を生命の根源とみなし、その有機的で複雑な雰囲気を器のデザインに反映させた。
そして、薬草を煮て作った水薬を冷ます際、あるいは保温のため少し加温する際に、水薬を入れた小容器を火焔型土器に入れ、病人やけが人が早く回復しますようにと呪術の儀式を行ったのだと思う。
