2019/09/17

JBL D130



D130は1950年代にフェンダー社のギターアンプ用に供給されていたそうです。
型番にFがついた楽器用のD130Fは、JBLユニットの年表によると1963年ごろに発売されたようです。




D130Fは楽器用として成功し、60年代後半にプロのベーシストやオルガニスト用のD140Fがラインナップに追加されます。
D140Fは、銅製ロングボイスコイル、100g前後の実効質量(mms)、リブ付きストレートコーンが特徴になっています。
なお、D130は、アルミ製ショートボイスコイル、実効質量は60g、カーブドコーンです。



D140Fは、100g前後の実効質量により低域側の再生能力を向上させ、強靭なストレートコーンとロングボイスコイルにより大入力に対応しました。
このD140の特徴は2205A/H、2225H、2226Hに引き継がれ、JBL社の業務用(PA用)15インチのメインストリームを確立してゆきます。
さらに、2255H、2265H、2275Hなどのディファレンシャルドライブユニットの礎になりました。
下の画像は、D140Fのカットモデルです。



 

2019/09/13

JBL D130



D130ではないのですがE130を購入するチャンスはありました。
そのときはE130ではなく2155Hを購入し、それ以降、D130を購入する機会はないまま今に至ります。

D130とE130の違いですが、最大の違いはボイスコイルの巻幅にあります。
D130が図2Bのショートボイスコイルタイプ、E130が図2Cのトッププレートの厚み寸法とボイスコイルの巻幅寸法が同じタイプというのはご存じの通り。




どちらがいいのかはこの解説にあるように用途等によります。
ただし、家庭用で使用するのならあまり違いはないように思います。

ちなみにショートボイスコイルタイプのウーファーは、現行の業務用では存在しないと思います。
大入力により磁気ギャップからボイスコイルが逸脱してしまうと急激に駆動力を失ってしまうからです。
ドーンという大入力があると、再生しきれず音にならないという残念なことになってしまいます。