2020/12/23

Mercedes Benz S550

 

さっそくヤフオクでスタッドレスタイヤ付き純正18インチホイール4本をゲット、送料税込みで約5万円。
さらに、本来二つ付いているはずの後席用ヘッドホンが一つしか付いてこなかったので、定価2万円の純正ヘッドホンを2千円ぐらいでゲット。
とりあえず、車を見せるのとホイールバランスの確認と脱着をお願いしに、いつもの修理屋さんへ。




「わわわ、エス、買っちゃったんですか!」とメカニックさん、「この前、メーターが真っ暗になっちゃって、手に負えなくてヤナセに持っていったんですよぉ。」とおっしゃる。
続けて「これ(W222)、かなり手ごわいです。」だそうです。うむむ。

ほぼ新品のブルートゥースヘッドホンのペアリングほうは、専用のソフトが必要だとかで、近くのディーラーにお願いしました。
ディーラーのメカニックさん、この作業は初めてらしく、40分ぐらい悪戦苦闘。お代は結構ですと言われてしまいました。うむむ、かたじけない。




ヤフオクで入手したホイールはすべてガリ傷なしの超美品。
こうなるとテンションアップ、血糖値急上昇というわけで、久しぶりに"復活の儀"を執り行わなければ、ということになりました。
これ、マーラーの復活を頭の中でガンガン再生しながら、三日三晩、狂ったように車を磨き上げるというもの。
三日三晩というのは冗談ではなく、初日、外装徹底洗浄とコーティング、二日目、フロアマット洗浄と車内徹底清掃、最終日、外装水洗いと二度目のコーティング、エンジンルーム洗浄、そして樹脂部分およびタイヤサイドウォールへのポリメイト塗布と、このような流れになっております。




外装コーティングは、以前はブリスを使用していたのですが、最近使っておらず見当たらないので、プロスタッフのCCウォーターゴールド300mlというのを使いました。御覧のとおりピッカピカになりました。
中古車復活の儀、これにてめでたく終了でございます。




2020/12/10

Mercedes Benz S550

 

購入したS550は、2015年型、右ハンドル、ディーラー車、車検付、禁煙ワンオーナー、走行44000km。
本体価格は478万円、諸経費込みで516万円でした。
外装色はイリジウムシルバー、内装は黒革。
ホイールは標準の18インチ、AMG系の外装パーツもなし、と地味な雰囲気です。
シルバー系にしたのは側面のキャラクタラインが美しく浮かび上がるのと、アルミボディを暗示しているから?です。
色そのものとしてはあまり面白くないというか、これも地味ですね。
"地味なSクラス"が今回のテーマなのでございましょうか?

今回は5年落ちということでやや高価だったのですが、この5年落ちというのは、ちょっと贅沢だったような気がしてます。
内装も外装もほとんど傷んでおらず、これならもう少し年式が古くてもいいと思いました。
セブンやSの中古車は1年で15%~20%、価格が落ちてゆきます。
750iLは10年落ち、760Liは8年落ちでしたが、この計算でだいたいあいます。
今回のS550は、この計算よりも値段が落ちていました。

買い替えた理由は、760Liがこの12月に車検になりますし、そろそろ二度目の重整備になりそうだったからです。
だいたい、7~9万kmぐらいで、さまざまな「お金のかかる部分」に手を入れる必要があります。
ですので、二度目の重整備にさしかかる走行距離14万kmでサヨナラするのは良い判断ではなかったかと。
また、8年10万kmというのも、まあ、ここまで乗り込めば十分堪能できたので良い頃合いかと。
一台の車にどのぐらい乗るべきかということについて、自動車評論家の徳大寺有恒さんも「ベストエッセイ」の中で8年10万kmが目安と書いていました。




この車両の新車価格は、本体価格の1622万円とオプションのショーファーパッケージの89万円を合わせて1711万円ということになるのだろうと思います。
2005年型の760Liの新車価格は1720万円だったので、10年の隔たりはありますが、ほぼ同じ価格帯の車になります。
最近のこのクラスの車は価格がどんどん上昇しているようです。

ショーファーパッケージにはいろんなものがついています。
助手席側の後席ドアにあるショーファーポジション用のボタンを押し続けると、助手席が畳み込まれて、その後席が寝そべるようなポジションになります。
このポジションでは左側ミラーが助手席のヘッドレストにより見えなくなるので、そのヘッドレストを取説に従い取りはずします。
衝突事故が発生した場合には、その後席のシート前端にあるエアバックが展開し、サブマリン現象を防止、寝そべってる社長様をお救いするそうです。

また、このショーファーパッケージには、リアエンターテインメントシステムが含まれています。
それぞれの後席に10インチモニターが設置され、テレビ、DVD、USBメモリやSDカードの動画や音楽を楽しめます。
この後席モニターは、前席のシートバックを倒してもモニターの角度が自動的に調整され、モニター画面が下を向くようなことはありません。
さらに、後席のシートベルトにはエアバックが仕込んであります。
また、後席に乗り込もうとするとシートベルトのバックルに照明が点いてせり出してきます。

このショーファーパッケージは、多様なヒーター機能が含まれています。
ステアリングヒーターは、革巻きウッドステアリングの革巻き部分のみが温かくなります。
いや、心配してたんですよ、もしウッド部分も温かくなると、ある日、ウッドがパシッと割れるのではないかと。
で、前後センターアームレストと前後ドアアームレストにはパネルヒーターがついています。
ちょっと置いた手が温かくなる。う~む。
さらに、前席はドライビングダイナミックシートがついています。
コーナリングを始めるとシートのサイドサポートがせり出してきて体を支えてくれます。

ともかく、このショーファーパッケージ、運転する人にはほとんどの機能が関係ないのでございます。
しかも、後席でふんぞり返って誰かに運転してもらう機会は、永遠にやってこないでしょう。
停車した車内でリモコンを操作しつつ一人寂しくモニターをながめるという、妙なオプションなのでありました。


2020/11/28

Mercedes Benz S550



W222がデビューした当時から、これはカッコいいなぁと思っていました。
内装やテールランプのデザインがベントレー風でおおっと思いました。
さらに後席にもサンルーフが備えられていて新鮮な印象を受けました。
今までのSクラスと異なり、このW222は余裕というか遊びというか雅というか、そんな風合いが感じられます。

こうなっちゃった理由は簡単でメルセデスマイバッハを立ち上げたから。
マイバッハの失敗がベンツのSクラスのセンスでデザインしたことにあるのは明らかで、だから今度はベンツのSクラスのデザインそのものから考え直してみたのでしょう。




Mercedes Maybach S600


ロングボディを間延びした退屈な外観にしないためのキャラクターライン、これはベンツのSクラスも共通ですが、メルセデスマイバッハのSクラスや同プルマン用にデザインされたものだと思われます。
また、ベンツのSクラスの開発はロングボディをベースに行われたそうです。
これもメルセデスマイバッハを考慮したからなのでしょう。



Mercedes Maybach S600 Pullman


マイバッハのSクラスやプルマンは、ロールスロイスのゴーストやファントムとは印象がかなり異なります。
ロールスロイスとは違う方向を目指しているのでしょう。




で、話は戻りますが、W222の内装、特にメーター回りは上品でトラディショナルな高級感で覆われています。
コラムシフトも似合っているように思います。
こういうデザインがいいと感じてしまうのは、Sクラス適齢期になっているからでしょう。
で、メーターは大型の液晶モニターに置き換わっており、トラディショナルなデザインとのコンビネーションになっています。
「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます」の心境でございます。







2020/11/20

BMW VS Mercedes Benz

 

760Liの次期重戦闘機を選定しなければなりません。
さあ、楽しい車選びです。
車の世界にもいくつかの頂点がありますが、750iLと760Liに乗り継ぎ、そのひとつを極めてしまったので、少し考え方を変えてみようと。
そして、V12にはこだわらないようにしようと。
飽きはしないけど、V12もターボモデルばかりになって"なんだかなぁ"って感じなのです。
で、次はストレート6かV8にしようと。
電気モーターの時代が来るまでに、味わいたいエンジンを存分に味わっておこうと。




候補は2つ。
まずは、BMW G11 740i。
ストレート6を諦めなかったBMWのストレート6、DOHC24バルブ、2997cc。
水冷インタークーラー付き、ツインスクロールのシングルターボ搭載で何と0-100km/hが5.5秒。
E66 760Liが5.6秒ですから、これは速い。
ボディもカーボンファイバー強化樹脂の採用で大幅に軽量化されています。
もしも740iのストレート6が回りたがるエンジンなら、気筒数は半分とはいえ、E38 750iLの再来になるかも。

E38 750iLの再来といえば、なんとホイールベースが3070mmで一緒なのですよ。
さらに、エアサスペンションがコンフォートプラス、コンフォート、スポーツの3段階に調節可能。
これ、コンフォートプラスはロールスロイス、コンフォートはベンツ、スポーツは従来のBMWをイメージして設定されているそうです。
E38 750iLは柔らかめというか猫足だったので、これも"再来"の夢を見させてくれそう。




次の候補は、メルセデスベンツS550(W222)。
挟み角90度のV8エンジン、4663cc、DOHC32バルブ、ツインターボ。
これも水冷インタークーラー付き、2基のターボチャージャーはバンクの外側にそれぞれ配置されています。
マルチスパークイグニッションを採用。

ボディーはアルミニウム使用率50%以上、前輪荷重は52%。
このため、0-100km/hは4.8秒、加速性能やハンドリングは以前の多くのAMGモデルよりも優れているとのこと。
柔らかめが予想されるエアサスペンションのセッティングには、コンフォートとスポーツの2段階が選択可能。
国内外のインプレを読んでみても、なかなか期待できそうです。




BMW 740iの方がS550よりも後発なのですが、車両価格がS550よりかなり安価なので、同じ年式であれば740iの方が安価です。
また、6発ならメンテ費用も安価だと思われますし、一方、ベンツはパーツ代が高そうです。
さらに、"Sクラス"はイメージがちょっと。
ファミリーカーとして使うにはかなり無理があるのではないかと。
一方、740iはモダンでスマートな印象なのでそういう心配はありません。
というわけで、選んだのはMercedes Benz S550になりました?

740iを選べば、それはそれでクレバーな選択だと思うのですが、セブンを3台続けるって同じことの繰り返しのようで車生活に広がりが感じられない。
やはりここは世界最古の車メーカーであるメルセデスを味わいたい。
メルセデスを知れば、それとの対比を通じてBMWの車哲学への理解もより深いものとすることができるのではないかと。
それに、クレバーな選択は何故か後悔と不満が残ることが多いですし。

購入作戦を発動するにあたり、例によって妻と母にお伺いをたててみると、妻は760Liにもう少し乗っていたいといいます。
そろそろ80代半ばになる母は「私はベンツに乗ってみたい。」とのたまう。
孝行したいときには親はなしという話もございますし、これでS550に決定しました。




2020/11/04

BMW E66 760Li

 



2020年10月28日、BMW E66 760Liとサヨナラすることになりました。
2012年年末、43400kmで乗り始め、142000kmになりました。
8年間10万km、共に駆け抜けたことになります。

維持費というか修理費は、年一回か二回、30万円から40万円の請求書がやってきます。
70万円を超えることもありました。
総平均車速は33.8km/h、燃費は5.8km/L(ハイオク)。
まあしかし、こういう経済的なことは気にしませんでしたというか、気にならなかったです。
修理屋さんからの帰路、ああ、またこんな車に乗れるんだ、という喜びを感じていました。
それほど760Liには魅了されてしまいました。

760Liは重厚な乗り味に特徴があります。
そして重厚なんだけれども、恐ろしく俊足。
そんな乗り味を支えているのは、至極のフィーリングを持つ5972ccのV12。
そしてその余裕たっぷりのエンジンパワーです。
足の親指にじわりと力を込めると、望み通りのパワーを得られます。
さらに力を込めると、760Liがニヤリとする。
パワーがどんどん湧き出してきて、それはもう底なしです。
加速中のエグゾーストノートがまたしびれます。
その痛快なV12の音色はうまく表現できないです。

そして、その巨大なパワーを陰から支えているのが卓越したブレーキ性能。
コントローラブルでありながら驚くべきストッピングパワー。
ホイールがパッドの削りカスで真っ黒になったり、お値段がかなり高くても、ブレーキパッドを社外品にすることなど考えられないです。
ペダルの踏みごたえも絶妙。

硬めのサスペンションとARS(アクティブ ロール スタビライザー)のおかげで、ワインディングロードを重戦闘機のように舞います。
61.2kg-mものトルクがもたらす猛烈な速さ。
しかし、760Liは常識的な速度域でも非常に楽しい。
ブレーキを積極的に使わず、アクセルペダルの加減だけでワインディングロードを泳がせると、その快感は筆舌に尽くしがたい。
ほとんどロールしないため、アクセルワークがトラクションの増減と直結しており、まさに自由自在。
狙ったラインを760Liが正確にトレースしてゆきます。
スポーツドライビングとは異次元の爽快感。

760Liは、制限速度で走っていても実に楽しい。
BMWは、車のエンターテイメントとはどういうものか、ということを熟知しているような気がします。
"高級車"という感じではなく、BMWが理想とする車を760Liを介して提示されているような気がします。
確かに760Liは高級車に分類される車だとは思いますが、そういう"高級"には半年ぐらいで慣れてしまって、そのあとはあまり意識しないです。
至れり尽くせりの機能や装飾やら、そんなものはどうでもよくなる。

ハンドルを握ると車との対話が始まる。
そんなシンプルな関係が日常になる。
"高級"なんて面倒な話を意識しなくなると、760Liの豊かで深い世界がより理解できるようになります。
この理解は付き合いが長くなればなるほど深くなる。
一年や二年の付き合いではとてもとても。

話を戻すと、制限速度で走っていてもというより、どんな速度域でも760Liは完璧な走りを味合わせてくれる。
ありとあらゆる挙動が正確無比に実行されていて、それに重厚な乗り味が重なる。
交差点での右折や左折が楽しい。
巨大な横っ腹を見せつけつつゆったりと方向を変える怪魚という雰囲気。
そして、そういうハンドルさばきが身につく。

回転半径は6.3m。
グッと深く突っ込んでから、ハンドルを素早く回転させるのがコツ。
当然のことながら切り返しもうまくなります。これも楽しめる。
駐車さえも楽しい。この巨体をきちんと駐車するのは快感です。
こうしたことに一つ一つ満足感がある。
いや、満足感を覚えさせてくれる、というのが正しいのかもしれない。
BMW、さすがです。

40代半ばからV12と付き合うことができました。
E38 750iLとの7年5万kmと合わせると、その付き合いは15年15万kmにもなります。
僥倖というより、素晴らしい思い出をくれた車への感謝の気持ち。
うまくいった、いや、うまくやったという達成感もあります。

おそらくは史上最後のそして史上最高の大排気量自然吸気のV12。
こんなマシンと思う存分付き合えて、本当によかったなぁと思っています。




2020/10/27

BMW 760Li

 



このドーンと量感のあるプロポーションが好きです。
ロングボディだから真横から見ると伸びやかさもある。

V12というと維持費がかかるイメージがありますが、そういう理由で敬遠しなくてよかったです。
ほんとに欲しいものだけを手に入れ、それを長く使う。
長く付き合うと見えてくるものもあるし、教えられることも多い。

それから、この手の車に構えなくなった。
人間の方もちょっとは鍛えられたかも。
こういう点もよかったです。





2020/10/06

JBL 4349 Studio Monitor


JBL社から4349スタジオモニターが発売となりました。
大型ホーンと30cmウーファーを組み合わせた2ウェイ構成。
サイズは736.6mmx444.5mmx317.5mm、重さ37.7kg。
かなり重いですね。

30cm2ウェイは、モニタースピーカーシステムのひとつの理想形というか、新旧問わず日米欧のスタジオモニターでは王道です。
メーカーの実力というかスピーカーセンス?が問われる構成なので、スピーカー好きには大変気になるところです。

30cmウーファーの利点としては、38cmウーファーに比べて箱の容積を小さくできること。
そして、コンパクトな箱でありながら大口径ウーファーの特徴である面で押し出すような迫力ある低音再生が可能です。
さらに、クロスオーバー周波数を比較的高く設定できるため、ネットワーク回路による低音再生への悪影響を小さくすることができます。

この高めのクロスオーバー周波数はツィーターの選定を楽にすることにもつながります。
30cm2ウェイに使用するツィーターとしては、コーン型、ドーム型、コンプレッションドライバーを問わず、そのダイアフラム直径は5cm以下。
これ以上ダイアフラム径が大きくなると高域端の再生が難しくなるからです。

高めのクロスオーバー周波数は、許容入力の点でも有利です。
ツィーターの焼損を防止、高耐入力のネットワーク回路を安価に実現してくれます。

ウーファーユニットのJW300PG-8は1200Fe系のユニットだと思います。
JW300PG-8のT/Sパラメータは不明ですが、4428に使用されている1200Fe-8のmmsは97gと非常に大きな値です。
ミドル級のハードパンチャーというキャラクターかもしれません。

コンプレッションドライバーのD2415Kは以前簡単にご紹介しました。
このD2415Kが従来の2インチダイアフラムのJBLコンプレッションドライバーの後継機種に納まったということです。

価格差があるとは言え、4349のライバルは4312Gではないかと思います。
4349と4312Gは、いずれもリビングルームに置ける最大サイズ。
そして、いずれもマルチアンプではなくプリメインアンプで楽しめるシステムです。
肝心のウーファーユニットが同系統ですし、4349はホーンキャラクターがないと思うので、4312Gがいい勝負をするのではないかと。
比較試聴したいものです。

それにしても、こんな風に感じてしまうのは何故なのでしょうか?
4349は4312Gに対して非常に高価ですが、その価格差を納得させるような斬新なデザインを持っていない。
JBLのスタジオモニターの伝統を感じさせるものの、あまりにも後ろ向きすぎる。
特別な形状を有するホーンも、M2の発売からかなり経っているので新鮮な感じがありません。

JBLの商標には「!」マークがくっついている。
この意味をもう一度考えてもらいたい。

4349を見た最初の印象が「手を抜いている」というのが正直なところです。
厳しいことを言うのは、DD67000に新たに搭載された877Beが、とあるメーカーのOEMに思えるからです。
プロ用スピーカーユニットの世界を知らないシロート衆ならダマせますが、これはあんまりではないかと。
JBLファンとして裏切られた気分というか、ほんと失望しました。
現在のJBLの製品開発担当者には、今までのJBL!の歴史を大切にしてほしいような気がします。


2020/09/30

Kawai VPC1 (3)



VPC1と同時に購入したデスクトップパソコンは、パソコン工房のSTYLE-M1B4-R53G-VHS。
メモリ8GB追加、ケースファンを山洋製にカスタマイズ、送料/税込で70114円でした。

ミニタワー/microATX
Windows10 Home 64ビット
Ryzen 5 3400G 4コア/8スレッド 3.7GHz
グラフィックス Radeon RX Vega 11 Graphics
メモリ規格 DDR4-2666 DIMM (PC4-21300)
メモリ容量 16GB(8GB×2)
メモリ枚数(空きスロット) 4(3)
1stストレージ Serial-ATA SSD
1stストレージ容量 240GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチ
チップセット AMD B450
オーディオ機能 High Definition Audio subsystem
電源 350W 80PLUS BRONZE認証 ATX電源
拡張スロット1 PCI Express3.0 [x16] ※x8動作
拡張スロット2 PCI Express2.0 [x1]
拡張スロット3 PCI Express2.0 [x1]
拡張ベイ(空きベイ数) 5.25インチベイ×2(1) ,3.5インチベイ×1(1) ,3.5インチ内蔵ベイ×2(2) ,3.5/2.5インチ兼用内蔵ベイ×1(0) ※基本構成時のベイ数となります
外部端子 PS/2コネクタ×2(キーボード×1/マウス×1) ,アナログ2ch(ライン出力×1/ライン入力×1/マイク入力×1) ,USB 3.1×2(背面×2) ,USB 3.0×6(前面×2/背面×4) ,1000BASE-T LANポート×1 ,ディスプレイ出力(miniD-sub15Pin×1/DVI-D×1/HDMI×1)
内部端子 M.2×1(Key ID:M/Type:2242/2260/2280/22110対応) ,SATA 6Gbps×6 ,内部USB 3.0(×2ポート分/20Pin×1) ,内部USB 2.0(×4ポート分/10Pin×2) ※M.2 SSD使用時、SATA5_6ポートは使用できません。
TPM TPM2.0(AMD fTPM)
主な付属品 電源ケーブル ,各種マニュアル ,保証書
添付ソフトウェア DVD・CDライティングソフトウェア
サイズ 約幅175mm×奥行387mm×高さ360mm ※最大突起物除く


これに2ndストレージとしてWD 内蔵HDD Blue 3.5" 6TB SATA(6Gb/s) 5,400rpm(Amazonで11393円)を組み込みました。
さらに、Ivory2 American Concert Dのライブラリーデータを格納するためにI-O DATAの外付けSSD 480GB SSPH-UA480NV/E(Amazonで7485円)を購入。
この外付けSSDは、USB3.1(Gen1)で接続しています。
ちなみに カンタービレのメモリはLarge、同時発音数は500で設定しています。
下の画像ではリアルタイムで表示される実際の同時発音数が291になっています。


マザーボードのASUS PRIME B450M-AのHDMIは1.4b、4k60Hzに対応しているため、今回はグラボを増設しませんでした。
ディスプレイは、ハイセンスの65型4kテレビ、65E6000です。
Amazonで税込み89800円、運搬だけではなく設置作業までしてくれました。
インターネット上の美術館等でダウンロードした絵画を鑑賞するので、大画面を導入した次第です。
とは言え、画面寸法は142.8×80.4cm、幅はキャンバスの80号クラスですが、縦寸法がちと小さいです。
それでも、なかなか画質が良いので満足しています。


2020/08/27

Kawai VPC1 (2)


VPC1の鍵盤の感触は、押し込んだ感じが深く、強弱がつけやすいです。
MP9500の鍵盤に比べると雲泥の差。
さらに、Ivory2 American Concert Dは弱音が大変美しく、VPC1の鍵盤とあいまってpやppが楽しく演奏できます。

ヤマハCP4と比べたいところですが、ここ数年、CP4は子供に独占され独立したときに持っていってしまったので、その感触を忘れてしまいました。
VPC1やCP4はかなりピアノの鍵盤の感触に近いところまできましたが、いずれもあと一歩という点では同じだと思います。

Ivory2 American Concert Dを選んだのは、価格がリーズナブル、PCM音源、驚異の20レイヤーというのもありますが、なんと言ってもスタインウェイのDモデルだからです。
なんでDなのかというと、そりゃDだからです、って答えるしかないでしょう。
パラメータをいじらず素のままで弾いても、スピーカーが尋常ではないせいもあるのかもしれませんが、ものすごく生々しい音で鳴ります。
というかこれはもしかするとナマ以上なのかもと誤解させてくれるほどです。




ピアノ以外の音を弾きたくなったときには、VPC1にMOX6をMIDIケーブルでつなぎます。
そして、DEQ2496のI/OボタンでMOX6のアナログ入力を選択します。
MOX6で使用する音色はハープシコードやパイプオルガンが多いですが、懐かしいDX系の音色もよく弾きます。

大昔の話ですが、DX7の音を初めて聴いたときは、その華やかさというか鮮やかさに唖然としました。
そして、これがデジタルの音なんだ!と強烈な印象を持ちました。
その後CDが出現し、CDの音の悪さを体験することになりますが、DX7の音というかデジタルの本来の力を信じていたため、デジタル全否定にはならずにすみました。
悪戦苦闘しながらも最後まであきらめずデジタル機器を使いこなして8ウェイマルチアンプや7ウェイマルチアンプシステムをまとめることができるようになったのも、こうした経験が大きいと思っています。

DX系というと、購入できそうな価格だったTX81Zを思い出します。
結局手に入れることはできなかったけど、デジタルには価格があまり関係ないなって思わせてくれた最初の機種でした。
ベリンガーの2496シリーズを信頼しているのはTX81Zの好印象の影響?
いや、単に1U機材に対する偏愛のような気もします。






2020/07/31

Kawai VPC1 (1)



購入したキーボードはカワイのVPC1です。
MIDIキーボードの豪華版、サウンドハウスで137500円(税込)でした。

音源はソフト音源です。
サウンドハウスで13750円分のポイントがもらえたので、それを使用してSynthogy社のIvory2 American Concert Dを購入しました。
20680円-13750円というわけで、6930円(税込)で購入できました。




こういう本格的なソフト音源は初めてです。
ピアノの単一音色に対して49GBのデータ量があります。
また、このデータ量を扱えるPCが廉価になってきたことと、大型ディスプレイを導入するためにデスクトップPCを購入する予定があったため、今回のソフト音源導入となりました。

キーボードスタンドの自作の次の作業は、ソフト音源のセットアップです。
Ivory2 American Concert DのUSBインストーラーには、VST2.5.2という最新バージョンが入っていました。
インストール作業を行い、国内ユーザー登録やiLokの登録(フリー)を済ませたのですが、なんと、ソフトのカンタービレが起動しません。
モニターに一瞬カンタービレの画像が表示されるのですが、すぐに消えてしまいます。
インストール作業をやり直してもダメ。
結局、国内代理店の(株)メディア・インテグレーションにアドバイスを求めることになりました。
アドバイスは以下のとおり。

"Windowsアカウント制御設定の変更
下記ページをご参考の上、Windowsアカウント制御設定を[通知しない]へ変更します。
Windows"ユーザーアカウント制御設定"と"管理者として起動"設定について
https://www.minet.jp/support/none/windows-user-account-settings/
合わせてIvory Cantabileアプリケーションのプログラム(.exeまたはショートカット)を右クリック、プロパティを開き、互換性タブにて「アプリケーションを管理者として起動する」設定にチェックを入れ、適用>OKでプロパティウィンドウを閉じます。
また、セキュリティ関連のソフトウェアをインストールされている場合は、こちらも一時停止をお願い致します。

続いて、下記よりIvory最新バージョンアップデータのダウンロード、インストールをお願いいたします。
Ivory II Windows Updates
http://www.synthogy.com/index.php/support/updates/pc

アップデータインストール後、下記よりASIO4ALL ドライバをダウンロード、インストールします。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/asio4all/

Cantabileを起動、起動中にCtrl+Alt+Shiftを押したままにし、Quick Configureダイアログ画面を表示します。
ドライバにASIO4ALLを設定の上、起動をお試しくださいませ。"

というわけで、無事カンタービレは起動しました。
カンタービレが起動するとASIO4ALLも起動するので、緑のマークをクリックし、そのコントロールパネルでUSB Sound Blaster HDを指定。
カンタービレのSETUPタブのAudio Engine OptionでASIO4ALLを指定、96000Hz、512samplesにするとApproximateは5.3msと表示されます。
演奏してみると確かに違和感はありませんでした。

USB Sound Blaster HDの96kHzの光出力は、DEQ2496,SRC2496、3台のDCX2496の順にデジタル信号のまま受け継がれてゆきます。
昔のことになりますが、キーボードもデジタルでの展開ができないものかと思っていました。
ですから、音が出たときはすごくうれしかったです。





2020/06/17

DIY Keyboad Stand (2)






材料の24mm厚のラワン合板はオカモク楽天市場店から購入しました。
24mmx920mmx1830mm(6980円)1枚、24mmx600mmx900mm(2480円)2枚、カット代は常識の範囲内であれば無料、送料も合板1枚そのままなら非常に高価ですがカット済みなので880円でした。
なによりカットの精度が高く、反りもわずかで、梱包も極めて厳重、大満足のお店でした。




各部は2枚貼り合わせたので48mm厚になっています。
新凱旋門のような2つの脚部は奥行600mm、幅220mm、高さ610mm。
2つの脚部を連結する連結材は、長さ915mm、幅180mmです。
なお、脚部の高さは低く抑えてあり、押し入れの下段にピアノごと押し込めるようにしました。
難しい工作ではありませんが、脚部がきちんと正方形というか、各角部が直角に接着固定されるよう、接着乾燥中に気を配りましょう。
なお、ペンキはアサヒペンインテリアカラーの壁用つや消し白を用いました。




当初は設計図のように連結材を2本にする予定でしたが、1本でも強度は十分かなぁと思うようになり、外観のすっきりさを優先して1本に変更しました。




連結材は、木部同士は木工用接着剤を塗布し、8枚の帯金物で固定しました。
帯金物はダイドーハントの24F1というものです。
amazonで1枚287円でした。
1枚の帯金物には12本の木ねじを使用したので、全部で96本の木ねじを締めることになりました。
なお、帯金物には金属も接着できるという万能接着剤を塗布しました。
強度抜群、がっちり固定できました。




組立手順としては、脚部を天地さかさまにして下方の金具を先に取り付け、その際に下方の金具に対応する下穴を連結材にキリであけておきます。
そして画像のような状態にしてから連結材を載せて下側から木ねじを締めこみます。
最後に上部から帯金物を木ねじで取り付けておしまい。




おおっ、キーボードちがいですけど、これはカッコいい!?




2020/05/18

DIY Keyboard Stand (1)



DIYホーンシステムにキーボードを組み合わせることにしました。
そのためにはキーボードスタンドが必要です。
市販品には気に入ったものがなかったので、DIYすることになりました。

デザインを行うにあたって、一般的なキーボードスタンドの視覚的構成を考えてみました。
たいていはキーボードを載せる台に脚部がついているという構成です。
そのキーボードを載せる台はあまり目立たず、脚部は細くて貧弱な印象を与えるものばかりです。

キーボーディストにとって、キーボードスタンドはしっかりしたものであって欲しい。
そこでしっかりした脚部を想定しながらキーボードを載せる台の役割についても考察を進めてゆきました。
結局、左右の2つの脚部に直接キーボードを載せるというデザインコンセプトを中心にして、そのバリエーションモデルを検討してゆくことになりました。
こうしたデザインの検討には、DIYホーンシステムとのデザインの親和性も考慮しました。







2020/03/17

Babolart Tennis Racquets





長い間使ってきたPrinceのラケットをBabolartのPure Aero Teamに買い替えました。
黄色の方です。妻のはPure Drive Liteにしました。
靴もヨネックスのをamazonで買いました。
このシューズはひもを結ぶ部分が外側にずれており、それが面白いので選びました。
捻挫防止のため幅が狭いタイプなので、通常サイズより1cm大きいものにしました。

新聞記者の妻は今年60才で定年退職なのでテニスをする頻度が増えると思います。
また子供も医師国家試験に合格し独立、これにて子育て終了ということになりました。


2020/02/17

Tsutaya Discas



2017年9月19日から利用していたツタヤのCDの宅配レンタルを停止しました。
新型コロナウィルスの感染リスクを減らすためです。

今日までの約29カ月間、643枚のCDを借りました。
79組の2枚組の場合も1枚とカウントしているので、正確には722枚借りたことになります。
平均すると1ヵ月に約25枚借りていることになります。
毎月の料金は2000円ぐらいでした。
新型コロナウィルスのリスクがなくなったらまた始めようと思っています。


2020/01/26

Novel Coronavirus in Mainland China and Japan





1918年から1919年にかけて全世界的に流行したスペイン風邪はアメリカの豚インフルエンザが発生源になり、当時の米軍が第一次世界大戦のためにヨーロッパに渡ったために全世界に広がりました。
感染者は5億人、死者は5000万人から1億人、日本では39万人、米国では50万人が死亡したそうです。


残念ながら、今回の数字は中国においても日本においてもあまり信憑性がありません。
未検査であれば感染していても感染者数にカウントされず、さらに未検査のまま死亡すれば死者数にもカウントされない。
「問題は生じていない」ということにするために、検査をしない、あるいは、検査を遅らせる、あるいは、検査対象を限定するという態度が見え隠れしている。

現在のすべての国の政府機関は、その政策の正当性の根拠をデータによって証明しなければならない時代です。
しかし、そのデータは現実を反映したものでなければなりません。
小手先の操作で現実を反映していないデータばかり提示し続けると、正当性の根拠を証明するどころか、不信感はどんどん根深いものになってゆくでしょう。

中国の感染者数は2月12日に集計方法が変更されたため大幅に増加しました。
また、2月20日に集計方法が再度変更されたため減少しました。
感染者数の集計方法で調整を繰り返している状態だということです。



2020/01/16

Happy New Year!



オーディオ評論家ではない方々をどう呼ぶのか、これが元旦のテーマです。

オーディオ説教家:オーディオの宗教的側面に着眼、開眼しちゃた方。
オーディオ専門家:wikiによると国内法に専門家として明示されている国家資格者には含まれていません。
オーディオ建築家:オーディオのことばかり考えながら家を建築してしまうので平行な壁面は一切ないったらない。
オーディオ作室家:作庭家ではオーディオ機材が濡れてしまうので部屋の中だけ。
オーディオ美術家:ホーンを黄色に塗るような輩を軽蔑している。
オーディオ購入家:ヤフオクで中古を購入するような輩を軽蔑している。
オーディオ慈善家:音を聴かせていただくのはもう十分です。それよりもその機材、頂けませんか?
オーディオ史家:足跡派と懐古録派の二大派閥があることは意外と知られていない。
オーディオ翻訳家:キラーウーファーという言葉を使いたがる。
オーディオ文芸家:ステレオサウンドの全号を丸暗記している。
オーディオ都市計画家:東京全体の秋葉原化を計画してみた。
オーディオゴルフコース設計家:ゴルフコース全体の秋葉原化を考えてみた。
オーディオ音響設備設計家:もはやなにがなんだか。
オーディオ銀行家:オーディオの利子について考えてみた。
オーディオ投資家:オーディオに投資するわけないでしょ。
オーディオ福音家:オーディオであなたは救われるかもしれないし救われないかもしれない。
オーディオ映画史家:定指向性ホーンサイコー!
オーディオ哲学家:いい音はこの世には存在しない。
オーディオ格闘家:このくそでかいホーンを持ち上げるぞ、せいやぁ!
オーディオ冒険家:直流10万ボルトのバッテリー電源を製作しました。
オーディオ落語家:誰のことだよ。

こんなことを考えていたら元旦ははるか昔のことになってしまいました。
今年もよろしくお願いします。