2025/06/18

DIY ART "Four Eyes Dragon"



龍の絵はまだまだかかるように思うが、峠を越えたような気がしている。
それもあって、やはりここは虎の絵も描くべきではないかとスケッチを描いてみた。
構図もよく出来上がりも期待できそうなので、昨夜、パネルを12枚発注した。
これで四曲一双になる。



D800  24-70  ISO 400  1/100sec  f/8  24mm  hand-held




2025/06/10

DIY ART "Four Eyes Dragon"



ところで、龍というのは想像上の動物というか怪物である。
図説 龍とドラゴンの世界という本には、権力の正当性を証明するための象徴として権力者が龍を利用したと、政治学の授業のような解説があった。
まあ、そんなことはどうでもいい。
画家にとっての問題は龍のディテールである。

京都国立博物館の説明にこんなのがあった。
"紀元前2世紀末の『淮南子(えなんじ)』という書物には、飛龍(ひりゅう)・応龍(おうりゅう)・蛟龍(こうりゅう)・先龍(せんりゅう)がおり、これらからそれぞれ鳥類・獣類・魚類・甲殻類が生まれたとあります。つまり龍はあらゆる動物の祖であり、造物主たる神のような存在であったのです。そのためでしょうか、龍の姿は「九似(きゅうじ)」といって、角は鹿、頭は駱駝(らくだ)、目は鬼、項(うなじ)は蛇、腹は蜃(みずち)、鱗(うろこ)は魚、爪は鷹、掌(たなごころ)は虎、耳は牛に似ていると言われます。まさに人間の創造力のなせる技です。"

とりあえず、耳は描かないとまずいだろう。
耳は牛、とあるが、この牛の耳をネットで色々見てみたが呑気そのもので実につまらない。
好きな曽我蕭白の雲龍図や俵屋宗達の雲龍図屏風を見ても、なんだかなぁというかんじだ。
困ったときは陳容の九龍図巻であるが、段々アホらしくなり、オリジナルでいくことにした。

次は、鱗である。
京都妙心寺の狩野探幽の雲龍図の解説の看板には魚じゃなくて鯉って書いてあったような。
あと、髭はナマズとか書いてなかったか。
しかし、鯉とかナマズとか、そんなもの可愛らしすぎて怪獣の外装としてはお話にならんと思うのだ。
魚類から離れるとワニ、蛇、亀、果てはアルマジロ様やセンザンコウちゃんとか、なんだか訳の分からんのまで出てくるが、やっぱりここはワニじゃないかと。

で、ワニの鱗というのは、一枚一枚の魚のような鱗ではないようだ。
ワニ革の裏側には鱗板骨というのがずらっと並んでいるそうで、非常に硬いのだそうだ。
これなら龍の装甲になりそうだ。
しかし、ネットでワニさんの鱗のお姿を拝見すると、これが四角かったり丸かったりと実に多様な外観を呈しており、胴体、しっぽ、手足でも全然雰囲気が違い、実にやっかいである。
それから、ワニの鱗模様は頭部にほとんど存在せず、つるっとしていることも初めて知った。
結局、鱗問題も段々面倒になり、やっぱりオリジナルでいくことにした。

目玉が4つあるのはちゃんと理由がある。
四つ目の龍は、ティラノサウルス等の獣脚類の頭骨の化石を見て連想した。
これは小学生のころ、そうした化石の頭部に沢山の空洞があるのを見て、これはきっと目玉が沢山あったのかもしれないと思ったからだ。
しかし、昔の龍の絵にこうした四つ目の龍がないことから、龍は獣脚類の化石から連想されたものではないと思う。
おそらく、wikiにあるように大型のワニからの連想だろう。




2025/06/08

Nara and Kyoto



入江氏愛用のカメラの続き。

"ヴェスト ポケット コダック
1912年、イーストマンコダック社より発売され、入江が17歳の頃、長兄より譲り受け、初めて手にしたカメラ。
この1台のカメラが、入江を写真の道へ歩ませる契機となった。
現在、このカメラで撮影されたフィルムや作品は戦災等により失われている。

ローライコード
戦前より使用していた二眼レフカメラ。
1940年の世界移動写真展で一等を受賞した「文楽」のシリーズをはじめ、山岳写真(戦災や焼失)や大和路の撮影をはじめた頃に使用していた。
6x6判で、初期のモノクロ作品の多くをこのカメラで撮影している。

ライカ M3
35ミリの大和路モノクロ作品の多くを撮影したカメラ。
このカメラは、1954年のフォトキナ(ドイツでか開かれる世界映像見本市)に発表され、ファインダー及び距離計が当時のカメラに比べて特に優れており、戦後のライカ黄金時代をもたらしたといわれている。"




なんだ、入江氏もM3でしたか。
カメラバカにつける薬の中で、ライカ警察(特高)とかツァイス信者というのが登場する。
ルールを守るのがマニアの証なのかは知らんが、それで楽しいのかね。
オーディオでも結構いるんだ、ケーサツとか信者とか。
まあ、どうでもいいが、ケーサツや信者を名乗るなら、少なくとも青年期にその製品等がセンセーショナルなデビューを果たし、その熱気を肌で感じつつ、それにムネアツの恋しちゃったって経験がないと認めらんないな、いやまじで。
ライカM3は71年前だから、ケーサツ諸氏が18歳の頃だとすると、そのセーネンはいま89歳ということになる。
(おい、ウェスタンエレクトリックって1930年代ってか。全員あの世幸之助だな。)
だからライカを若いのが語っちゃっても、そりゃ他人の受け売りだよねって、ぜんぜんまったく説得力ないなぁ。




2025/06/06

Nara and Kyoto



入江泰吉記念奈良市写真美術館に展示してあった入江氏愛用のカメラ。
それぞれのカメラについて説明があり、それを書き出してみた。
なお、リンホフに装着されていたレンズはいずれもニコンの大判用。

"ハッセルブラッド 2000FC/M
大和路の風景、伝統行事、万葉の花など幅広く撮影に使用されていたカメラ。
行事や万葉の花など、一度の撮影で多くのフィルムを使用する場合などに使っていた。

リンホフスーパーテヒニカ
主に風景の撮影に使用していた。
リンホフ社製のテヒニカシリーズはリンホフの代名詞ともいえるフィールドカメラで、コンパクトな設計の中に充実の機能を備えていた為、入江をはじめとするプロカメラマンが愛用していた。

リンホフカルダン BI-SYSTEM
奈良大和路の仏像や懐石料理「吉兆」の撮影で使用された。"




新橋や銀座の中古カメラ店めぐりを思い出すなぁ。
こういう雰囲気が好きなんだ。
シノゴには手が届かなかったけどタチハラは魅力的だった。
金具、木の種類、蛇腹の色なんかを選べるから、あれこれ考えていたな。





2025/06/05

Nikon V2



庭の隅に千円の小さなトロ舟を置いた。
野鳥の水浴び用である。
早速やってきたのはガビチョウである。
花桃の枝で長々と羽を乾かしていた。
ベランダの植木鉢を一つ一つ見て回るという妙な行動をとる庭の常連さんである。




V2  70-300  ISO 800  1/125sec  f/5.6  300mm  hand-held


目のあたりに小枝があり、当然AFをまともに合わせることはできない。
足に焦点を合わせて撮影したらうまくいった。




2025/06/03

Nara and Kyoto



入江泰吉記念奈良市写真美術館に収蔵されている東大寺戒壇堂の広目天像である。
正面からのコピーのような撮影は禁止されているので斜め方向から撮影したのであるが、広目天は枠の縁越しにこちらを見据えているような感じがする。
私の中には邪念や邪心が渦巻いているのでおそろしく感じる。




D800  28-300  ISO 1600  1/20sec  f/5  78mm  hand-held




2025/05/30

Celestion TSQ2145



2/17の明け方にポチッとやっちまったのが今朝ようやく届いた。
早速、動作テストをしたところ問題なし。
サウンドハウスで108000円(3240ポイント付)。
DIYホーンシステムの18インチ、Peavey 1808-8HPSと入れ替え予定。
21インチなのですんなり交換とはいかない。
現在、龍の絵と戯れている最中なので本格運用はまだまだ先になるであろう。







2025/05/27

Nara and Kyoto



今回の旅は京都国立博物館の特別展"日本、美のるつぼ"と奈良国立博物館の超国宝展が目的だった。
と言っても、本当のお目当ては風神雷神図屛風の現物である。
初めて見る風神雷神図屏風は剥がれかけた塗膜等が修復されているように感じた。
また、全体的にすっきりした印象で、もしかすると表面の汚れもクリーニングしたのかもしれない。
そして、やはり本物はちがうと思った。
以前、Canonの高精細模造品を以前建仁寺で見たことがあるが、それは今回のような感銘を受けなかったのである。

制作当時は金箔に銀粉の雲、極彩色で表現されていたのであろうから、これぞ天空を舞う天衣無縫の軽やかな仕上がりだったろう。
尾形光琳のは以前MOA美術館で、紅白梅図屏風と共に本物を見たことがあるが、宗達のような縦横無尽の伸びやかさと品格はない。

今回、かなり詳細に観察できた。
嬉しかったのは、雷神の模写で気に入らず10回ぐらい描き直した眼球が、ほぼ同じように再現できていたことが確認できたことである。
これは本当に苦労した。

そういえば不思議極まりない風神の左足であるが、現物をじっくり見てもやっぱり理解できなかった。
まあ、神様だから何でもあり、というのが妻の意見である。
もっとも、こういう意味不明な部分を持つ絵は古今東西色々あるが、どれも恐ろしい絵である。
細かいことなんか気にしていないというか、はるかな高みから他のお利口さんな画家をあざ笑うような、そんな印象を受ける。
そういう意味で、風神雷神図屏風は日本最強の絵かもしれない。




2025/05/24

Nara and Kyoto



昨日、奈良と京都をめぐる旅から帰ってきた。
今回もS550を使用し、快適な旅を楽しめた。


5/14 御殿場前泊

5/15 夕方京都着、ハイアットリージェンシー京都のトラットリア セッテでイタリアンの夕食。各テーブルを回って挨拶にくる前回の舞妓さんにまた会った。

5/16 京都国立博物館の特別展日本、美のるつぼを見る。風神雷神図屏風の本物にようやく会えた。天啓を受け京都府立植物園に出撃。In the greenで昼食後、バラ園に行った。大当たりである。曇天、微風、8分咲きと素晴らしい。ハイアット リージェンシー京都の東山で夕食。

5/17 午前中雨が強く降る。そこで東福寺に出かけた。通天橋のおかげで雨に濡れることなく青々としたもみじの渓谷を満喫できた。ウェスティン都ホテル京都に行きランチ。佳水園庭園を見学。その後、雨は上がり、夕方奈良着。夕食はスペイン料理のパセオに行った。

5/18 曇天、雨が降らず助かる。元興寺に行く。収蔵庫の出口で入江泰吉の写真展のパンフレットに目が留まり入江泰吉記念奈良市写真美術館に行った。入江泰吉氏の大和路の国宝展と、浜口タカシ氏のドキュメントアングル展を見た。隣の新薬師寺では、入江泰吉氏の撮影した薬師如来像と有名なバサラ大将を見ることができた。新薬師寺前のジェラテリア フィオレで、パスタとジェラートを食べる。美味い。ホテルにいったん戻り、今度は東大寺方面に出撃。吉城園の看板に無料の二文字を見つけ園内を散策。入江泰吉氏の旧居を訪ね、大湯屋で柳絮が雪のように積もっているのを見る。下って戒壇堂を目指すも門は閉じられていた。寄り道が多すぎた。残念。

5/19 薄曇りと晴れの間のような天気。8時から活動開始。最初に大神神社(おおみわ)に行く。以前から巨大な鳥居が気になっていたからだ。平安神宮よりも大きいらしい。次は例によって長谷寺である。三輪山本で素麺を食べた。今回は冷たい素麺の天ぷらセットである。天ぷらは数量限定であるため今まで一度も食べたことがなかったのである。11時半ぐらいに着いたのでありつけた。天ぷら、それからものすごく細い素麺はいずれも逸品である。いつものようにくず餅も頂いた。石舞台と酒船石に行く。最後に飛鳥寺に行った。飛鳥寺が遷都に伴って移転したのが元興寺である。

5/20 晴天である。朝から奈良国立博物館の超国宝展を見に行った。行ってみると長蛇の列の人気ぶり。妻によると中宮寺の国宝菩薩半跏像の公開初日とかで、人出が多いのではとのことだった。この前、法隆寺と一緒に中宮寺にも行っているが、菩薩様を一周するように拝見できた。やはり、法隆寺の百済観音が良かった。それから、伊藤若冲の雪中鴛鴦図と大鶏雌雄図を見ることができた。これも5/20からの展示である。以前、相国寺承天閣美術館でレプリカを見たが、やっぱり本物は違う。その精緻な表現は素晴らしい。昼食を挟んで仏像館も見学した。超国宝展に仏像館の入場券が付いていたのである。こちらには金峯山寺の重要文化財 木造金剛力士立像があり、その巨大さに驚いたというか、どうやって運び込んだのであろうか?やはり文化財は京都よりも奈良の方が見応えがある。京都は少し歴史が浅く、しかも貴族文化のつまらん見栄がちらほらする。

5/21 今日も晴れている。事前の予報では今回の旅行は雨天だらけのはずだったが、降られたのは5/17の京都の半日だけだった。最初に慈光院に行く。我々以外の観光客はおらず、静謐な日本庭園を見学することができた。お菓子と抹茶を頂いた。次に、近くの法起寺に行く。国宝の三重塔と十一面観音を見学した。ここも静かで落ち着ける寺であった。なんだか妙に暑いのと疲れ気味だったのでここで退却。

5/22 清水後泊





D800  28-300  ISO 100  1/15sec  f/8  92mm  hand-held




2025/05/13

Nikon V2



V2とAF-P 70-300の換算810mm f/5.6のシャープネスを他の800mmと比べてみる。
これこれこれを参照した。
で、それぞれスコアを書き出してみた。

Nikon AF-S 800mm f/5.6E FL ED VR
3151   f/5.6
Nikon Z 800mm f/6.3 PF VR S
2646   f/6.3
Nikon Z 100-400mm f/4.5-5.6+2xTelecon
1614   f/11
Nikon AF-P 70-300mm f/4.5-5.6E VR
2414   f/5.6
Nikon Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR
2645   f/6.3

Z180-600は、500mmのデータであり、これはDXのクロップレシオ1.5倍、750mmを想定している。
まあ、AF-S800は200万もするから別格ではあるが、Z800とZ180-600はほとんど差がないな。
そして、AF-P 70-300の2414というスコアは絞りを考慮するとこの2つのZレンズとほぼ同等と言っていいだろう。
どうりでよく写るわけだ。
(画像はD810、トロいのは気に入らないが、デザインはなかなかいいではないか)




まあ、そうは言っても世の中そんなに甘くない。
V2の弱点は色々あるが、ISO800が限界というのが被写体ブレが気になる野鳥の撮影にはかなりマイナス点だ。
それからAFは運まかせみたいな感じ。
FT1を使用すると中央に大きく一つ、鳥さんの頭部いや半身がおさまりそうなAFフレームがあるだけ。
これで鳥の瞳に焦点を合わせろと言われましても。
そんなこんなで歩留まりは恐ろしく低い、滅茶。
うはは。




 

2025/05/11

Nikon V2



カメラバカにつける薬の第一話で、運び込まれる患者のうわごとが、50mm f/1.2、大三元の24-70、そしてハチゴローだったので、マニアってそんな感じなのかと。
大三元はすべて持っているから"フフン"であるが、50mm f/1.2のAF-Sレンズは無いからどうでもいいや。


で、野鳥を撮り始めてから、800mm f/5.6というのは、なるほどなと思うようになった。
長焦点になると難しくなる小さな被写体の捕捉、という点からはほぼ最長の焦点距離、しかも、f/5.6というのは絶妙の被写界深度、それにこれ以上速くするのは無理なんだろうな。
もっともV2とAF-P 70 300の被写界深度は、FXのf/5.6よりは深く見えるはずなので、"同速でも深い"という点でハチゴロー本家よりも優れているかもしれない。
(画像はD5、昔はどんな感じか想像できなかった組み合わせだが、今では身近だ)




で、ハチゴローの問題点は肩にちょっとひっかけて散歩に持っていけない。
一脚だっているだろうし、だいたい見た目が怖すぎるだろう、こんなもん。
ケーサツに通報されるか、お宅の旦那様何してらっしゃるの、になる。

それから、動きが滅茶苦茶早い蝶をこんな具合にビシッと撮影するには重すぎる。
手持ちで振ったレンズをピタッと止めるまでのタイムラグが大きくなり、かなり厳しいだろう。
それ以前に、蝶との距離は3、4mだったので、ハチゴローの最短撮影距離だと撮影不可能である。




2025/05/09

Nikon V2



これも同じ個体のイソヒヨドリの雌である。
ちょっと遠かったのと日差しが強すぎて画質はイマイチだが、背面の様子が分かる。
羽の青みの分布が分かるものの構造色のせいか青みはかなり薄く、青虫を食べていた連続画像とは印象が異なる。
面白いもんだ。
こんな具合に同一個体をわりと沢山撮影できたのは、この個体が場所を変えながら狭い範囲で餌を探し回っていたからだ。
そういう行動を見ていると、やはりこれは雌なのかなとも思う。




V2  70-300  ISO 160  1/400sec  f/5.6  300mm  hand-held  



イソヒヨドリに興味を持ったのはずいぶん昔だ。
最初に見たときは、こんなに青い鳥が日本にもいるのかと驚いたのである。
イソヒヨドリは比較的大きな野鳥なので、派手というかインパクトがデカい。
それから時々見かけるようにはなったが、撮影するようになったのは最近だ。
なお、イソヒヨドリは海岸の近くに生息するものと思っていたが、2年前の今頃、内陸の市街地の大きな交差点の街路樹で見かけ、生息範囲が広がってきているという話はホントなんだなと思った。





2025/05/08

Nikon V2



同じ個体のイソヒヨドリの雌である。
15fpsで撮影していたので、青虫を飲み込むところが撮影できた。
ヒナには大きすぎると判断し、食べてしまったのだろうか。
喉を広げるために少し上を向いて飲み込む様子が分かる。

尾羽やその周囲も青みがかっている。
光線の強さや向きで変わる構造色のせいで青みが強くなったのか、なかなか美しい。
それに嘴も青みがかっているように見える。
真っ青の雄もいいが、雌も複雑な色合いが素晴らしい。

ところで、イソヒヨドリの若鳥の雄は雌と似ているらしい。
こんな風に青みが強いと若鳥の雄、ということも考えられる。
実際に青虫を巣に持ち帰らず食べてしまったしね。
ただ、wikiのイソヒヨドリの雌の画像は、こんな風に青みが強いのも掲載されている。
調査継続ということになりそうだ。

V2の連写は5fps(メカシャッター)、15fps、30fps、60fpsの4種類から選択できる。
15fpsでさえ、ちょっとシャッターボタンに触れただけで4、5枚程度撮れてしまう。
そのうち60fpsに挑戦してみよう。













V2  70-300  ISO 200  1/250sec  f/5.6  300mm  hand-held




2025/05/07

Nikon V2



V2の写りの良さには驚かされるばかりである。
タイワンリス、イソヒヨドリの雌、アオスジアゲハ、ホオジロの雄なんかは特に素晴らしい。
レンズをAF-P 70-300mmに変えてから俄然画質が向上した。




V2  70-300  ISO 160  1/800sec  f/5.6  300mm  hand-held



イソヒヨドリの雌である。
アンダー気味なのは分かっているが、顔の周辺だけ明るく撮れて実際の警戒心の強い野鳥の雰囲気が伝わってくる。




2025/05/05

Celestion TSQ1545



私も双極性障害ではなかろうかと病院に行ってみようと思ったのだが、すでに、スピーカー、カメラ、車の三極性障害になっていることに気づき、ふと立ち止まった。
今日はやけに空が青いな。

で、俄(にわか)にはマルチアンプの神髄なんて分からんのよ。
その神髄は何か、お教えいたしましょう。
壊れない、これに尽きる。
私が言っているのだから真実である、そうだよ間違いない。

ともかく、7ウェイとか8ウェイのマルチアンプだと、スピーカーユニットもアンプも負担が小さすぎるのである。
それぞれが政治家のようにまともに勉強したこともなければハードに働いたこともないからである。
そうするとエントロピーの法則が適用されにくくなり、まあ、要するに各部各部品共に崩壊しづらくなる。
で、業務用の機材で構成していると、ただでさえ壊れないからいつまでたっても壊れない。
ニコワンのレンズも少しは見習えよな。

ここで登場するのが生物学者の福岡真一先生が提唱されている動的平衡である。
簡単に言っちゃうと、食べ物は腹の中で分解されて、エネルギーになるか体の一部になる。
要するに、車にたとえるなら、ガソリンを給油するとガソリンの一部がタイヤやエンジンの部品に変化するってこと。
それが生物の体と機械のちがい。

で、壊れかけた体の一部の細胞は新細胞と交換され、その都度、用済みの細胞は分解され体外に排出されると。
要するに、部分的に細胞を交換するという小手先のというか姑息な手段を毎日毎日積み重ねることにより、1年前の私の体組織は全部交換されてしまっていて、今は別人なので借金は返せません、とこうなる訳である。
これにより、体全体がいっぺんに老朽化して崩壊することを防ぎ、古びてはいくものの長生きすることができると、まあ、そんな話である。

そんな動的平衡を人為的に促すことができるのがマルチアンプシステムなのである。
何もなかった休日の夜、すっくと立ちあがって天井を睨んだのち、突如スピーカー入れ替えの決意を行う、という愚策に出る必要がないのである。
全否定ではなく、とあるスピーカーユニットだけを交換するのである。
そう、これこそが福島真一先生のおっしゃっている動的平衡なのである。
つまり何が言いたいかというと、マルチアンプシステムは断じて機械ではなく生命体であると。

うむ、やっぱり病院に行った方がいいかもしれない。
その前に蕎麦でも喰って落ち着くか。



話を戻そう(どこに?)。
要するにTSQ1535を検索していた訳だ。
何故って、TSQ2460はいつ発売されるのか、それが気になっていたからだ(何のかかわりがある?)。
すると、以前からTSQ1545というのがヒットする。
なんじゃこれは、と思っていたら、ラインナップされていたのだよ。
まあ、磁気回路共通なんで、これから先に作ろうや、みたいな感じだと思う。





Specifications

Nominal diameter381mm / 15in
Power rating1800W
Continuous power rating3600W
Rated impedance8Ω
Sensitivity94dB
Frequency range30Hz-1500Hz
Chassis typeCast aluminium
Magnet typeNeodymium
Voice coil diameter115mm / 4.5in
Voice coil materialRound copper
Former materialGlass fibre
Cone materialGlass loaded paper (weather-resistant)
Surround materialTriple roll, cloth sealed
SuspensionDual, polysiloxane-laminated
Gap height (Hg)12mm / 0.47in
VC winding height (Hvc)38mm / 1.49in

Parameters
Sd855.3cm2 / 132.6in2
Fs34.5Hz
Mms260g / 9.17oz
Qms5.0
Qes0.305
Qts0.287
Re5.16Ω
Vas84.6l / 2.99ft3
BI30.9Tm
Cms0.082mm/N
Rms11.32kg/s
Le (at 1kHz)3.3mH
Xmax16mm / 0.63in

Mounting Information
Overall diameter393mm / 15.46in
Overall depth290mm / 8.23in
Cut-out diameter354mm / 13.94in
Mounting hole dimensions10mmx7mm / 0.39inx0.27in
Number of mounting holes8
Mounting hole PCD374-354mm / 14.7-14.06in
Unit weight11.3kg / 24.9lb





2025/05/04

Nikon V2



男は敷居を跨げば七人の敵あり。

玄関を出てガーデニングを始めると、頭上の枝に陣取ってやかましい威嚇音を発し縄張りを主張してくるのがタイワンリスのコイツである。
いたずらっぽい目がかわいい、なんて思ってはいけない。
楽しみにしていた収穫前のトウモロコシをきれいさっぱり全部喰いやがった。
庭の林には三匹いるので残りは4人、しかしまったく心当たりがないな。
 



V2  70-300  ISO 160  1/320sec  f/5.6  300mm  hand-held



望遠端でも髭なんぞがしっかりくっきり写っているとうれしいもんだ。
(もしかしたらあれはおちんちんの先っちょか? 恥ずかしい奴め)
このAF-P 70-300は、望遠側でもほとんど解像力が低下しない。
マイナー銘玉、AF-S 18-35と同様、素晴らしいレンズである。





2025/05/03

Nikon V2



AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRとV2の組み合わせは素晴らしい。
写りも良く軽量で810mmという超望遠を実現している。
この際だから、むなしい自慢を少し。

まず、V2のDXOMARKのSportsのスコアは403であり、V3の384を上回る。
うはは。
それからV2の画素数をフルフレームに換算すると1億500万画素になる。
フルフレームの6000万画素程度では相手にならない、とか言ってみる。

こんな具合に惚れているけれども、1インチセンサには限界があることも承知している。
しかし、20.1Mpxのセンサと最新のエンジンを使えば、もろもろの問題はほぼ解消するのではなかろうか。
でも、本質的な問題は、そこではない。
小さなセンサには小さなボディという固定観念に陥っていることが問題なのである。

この固定観念をニコンの技術者が考え直してくれると、解決策を見出すのは簡単である。
Z50Ⅱのセンサを単に1インチセンサに換装すればいいのである。
型番はZ50ⅡB、Astroの次はBirdingのBである。
野鳥の撮影者は2つのグループに分けられる。
1つはカワセミを大勢で群がって撮る連中である。
600mmや800mmの大型レンズに大型ボディ、鳥に対してはさほど興味を持っておらず、他に撮る鳥と言えばメジロ程度である。

2つめのグループはバードウォッチング(Birding)を趣味にしている連中である。
カメラの性能等は二の次であり、野鳥の同定や生態の観察のために撮影する。
そして、Z50ⅡBはこの2つめのグループをターゲットにする。

重量については、V2の337gとFT1の150gを足し上げると487gになる。
Z50Ⅱは550gだから、わずか63gの増加で済む。
レンズは、AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRのZマウント版を用意すれば十分だろう。
やはり、換算で800mmは譲れない。

ボディもレンズも開発費はほぼゼロ、超望遠専用だから広角や標準レンズなんて用意する必要なし。
Birdingの際、そういう用途はスマホで十分だ。
というわけで、価格と重量を抑え込めたらBirding方面からの入門者を総取りできる。
それから、取説の他にBirding用基本セッティング解説書を同梱してもらいたい。
もう一つ。
70-300はFX用で作ること。




2025/05/02

Nikon V2



高解像度の画像は見ていて実に気持ちがいい。
それにカメラオタクに忘れ去られた機材でこういう画像が撮れると、してやったりという気分だ。

これはイソヒヨドリの雌である。
くちばしの先端側から青虫、尺とり虫、コオロギの順に器用に保持している。
かわいいヒナ達に運ぶ途中なのであろう。
うん、エライもんだ。
高橋留美子の女性キャラに似た魅力的な瞳の持ち主である。




V2  70-300  ISO 200  1/250sec  f/5.6  300mm  hand-held




2025/05/01

Nikon V2



V2はミラーレスであると共に、電子シャッターを搭載している。
そのシャッターの最高速度は1/16000secに達し、ローリングシャッター歪も極小である。
一番助かるのは、サイレントモードで無音撮影ができること。
動物等を撮像する場合、近寄れるかが一番問題となるからだ。




V2  70-300  ISO 160  1/400sec  f/5.6  300mm  hand-held





2025/04/30

Nikon V2



湖畔の木陰に一羽だけでじっとしていたカルガモの雌である。
産卵直前だと思われる。
こういう状態のカルガモは初めて見た。




V2  70-300  ISO 320  1/250sec  f/5.6  220mm  hand-held





2025/04/29

Nikon V2



本日は残念二選。

まずは数羽のツグミに交じって行動していたオオアカハラ。
近づけない上に、何故かズームが270mmになっていた。
こいつはツグミと一緒にロシアに渡ったのか、見かけなくなった。




V2  70-300  ISO 220  1/250sec  f/5.6  270mm  hand-held




こっちは夏鳥のキビタキ。
やっぱり近づけない上に木に遮られ、おまけに日陰で暗い。
明るく調整すると、荒れた感じになってしまう。
しかも警戒させたわけでもないのに冠羽が逆立っており、残念至極である。




V2  70-300  ISO 400  1/160sec  f/5.6  300mm  hand-held




2025/04/28

Nikon V2



ああそうか、スズメが警戒していたのはカラスである。
ハシボソガラス。
こうして撮影してみると精悍というか情け容赦ない感じがしますね。
スズメを捉まえて喰ってるところは、しかし、見たことない。
換算810mm。



  
V2  70-300  ISO 220  1/250sec  f/5.6  300mm  hand-held  





V2  70-300  ISO 400  1/200sec  f/5.6  300mm  hand-held




2025/04/27

Nikon V2



湖散歩で撮ったアオスジアゲハである。
換算189-810mmというとんでもないレンズを付けていると、小さくて動くものがあれば何でも撮ってしまう。
なんだか変な趣味になってきたな。
しかしまあ、こうして撮像すると、やはり蝶というものは美しいなとか、羽に赤とかオレンジの筋や模様があるのが分かって、なかなかいいものである。




V2  70-300  ISO 200  1/250sec  f/5.6  300mm  hand-held




2025/04/26

Nikon V2



V2に装着するレンズをDX用のAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRから、FX用のAF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRに交換した。
この70-300の実力が大変高いことは様々な撮影を通じて実感しており、さらに、こうした高性能なレンズのセンター部分だけをV2で味わうことができるのだから、2倍楽しめるというものだ。
とりあえず、ドーン。




V2  70-300  ISO 200  1/250sec  f/5.6  300mm  hand-held



はい、正々堂々、その凛々しさが素敵なホオジロのオスです。
姑息な人間のジジイなんぞお呼びではありません。
もう少し右の方を向いてくださいな、なんてお願いしたら、こんな風に撮れました。
写真館のおやじになった気分だね。
ステッキ持たせたい。
換算810mm。





2025/04/25

Nikon V2



これも桜散歩で撮った一枚。
早くも結実したサクランボを食べにガサゴソ騒がしいのがいる。
木の葉の陰になって何者か判別できない。
おおかたスズメだろうと数枚だけ撮った。

帰宅してから見てみるとやはりスズメである。
しかし、この一枚、なんというか塹壕に隠れて敵の様子をうかがう、みたいな感じになっていた。
こちらを警戒しているわけではなく、また桜の木の高さに猫などいる訳もないので、このあたりではトンビか、それとも何か別の敵でもいるのだろうか。
スズメなどチュンチュンいって群れているだけかと思ったが、こういう真剣な表情というか緊迫したシーンを見ると、奴らなりに大変なんだなぁと思う。
そして、弱くてもこんな風に仲間と協調してやっていくから繫栄するのだろう。
それにしても、スズメの模様というか色合いが昔の陸軍風に見えてしまうのが面白い。
換算で540mm。




V2  55-300  ISO 160  1/400sec  f/5.6  200mm  hand-held




2025/04/24

Nikon V2



桜散歩のさいに撮ったツグミである。
ロシアから越冬に来ていて、もう少しするとプーチンに会いにお帰りになる。
ツグミという名前は"口をつぐむ"に由来しているそうだ。
にしても、なんだが目玉が4つあるように見えるな。
換算で810mm。




V2  55-300  ISO 160  1/250sec  f/5.6  300mm  hand-held



野鳥を撮っていて、性質というか、個性というか、そういうものが表情や態度等から読み取れることに気づいた。
先のウグイスは、縄張りに入ってきた他のウグイスとの喧嘩の直後である。
突然2羽がぶつかったように見えたのだ。
だから、はっとしてカメラを構えることができた。

そして、このウグイスの画像、勝ち誇った雰囲気が出ているとは思わないかい。
ネットでウグイスの画像を調べてゆくと、顎の両脇の羽毛が落ち込んだ部分があるのがどうやらオスのように思う。
縄張り争いで強烈な喧嘩をするらしく、戦闘的な性格で、体全体の雰囲気も荒々しい感じがする。
それに対してメスは丸っこく、羽毛が美しく整い、嘴も小さく、表情も優しい。
面白いもんだ。

今回のツグミは、こちらに背を向けて逃げる態勢に入っているようだ。
肩越しにこちらを見て、警戒している。
しかし、なかなか飛び去ろうとはしない。
敵が大勢いる地面の上で食事をするのだから、いちいち逃げていては商売あがったりなのだろう。
結構、ふてぶてしい奴なのかもしれぬ。




2025/04/23

Nikon V2



庭のウグイスがうるさい。
しかし、姿は見えない。
今まで、散歩中に飛び去るのを一度だけ見たことがある。
これはウグイスなんじゃないかと。

だから、この声ばかりがデカい馬鹿者の正体を暴いてやろうと、シグマ150-600コンテンポラリーをV2に装着して、2階のベランダから狙撃することにした。
ウグイスがいるであろう木まで15mぐらいはある。

400mmで換算1080mm砲である。
面倒なんで手持ちである。
奴は木の幹や葉っぱの陰に隠れてなかなか姿をあらわさない。
卑怯者め。

だいたい、滅多に姿を現さないウグイスなんぞ撮れるわけがない。
その上、姿を現したとしても、このレンズは使い慣れていない上に、視野が猛烈に狭い1080mmなのだから素通しのファインダーでもない限りその芥子粒ほどの姿を捉えることなんぞできるわけが無かろう。
馬鹿者はどっちだ。

で、20分ぐらい粘っていると、ほんの一瞬、それらしいのが姿を現し、直後飛び去った。
そのとき、鳥の姿を認められる画像が2枚だけ撮れた。
2枚とも逆光というか酷いアンダーであったため、Capture Oneで露出とシャドーを持ち上げてようやくウグイスだと分かった。
そのうち、この1枚だけピントがあっていたのである。
まともに見たことがないのに一発で撮影できるとは、なんとラッキーなんだろう。




V2  150-600  ISO 160  1/1250sec  f/6  400mm  hand-held  





2025/04/22

Nikon V2



撮影時のレンズは55-300だけだったので、広角レンズの代わりにCapture oneでパノラマ合成してみた。
5枚を合成したが、3枚でも大丈夫だと思った。




V2  55-300  ISO 160  1/2500sec  f/4.5  55mm  hand-held



55mmは換算で148.5mmになる。
少し前にD7200に85mm 1.8Dを付け、換算132mmで色々撮影してみたのだがしっくりこない。
何となく105mmあたりまでが使いやすいように思っている。
こんな風にパノラマ編集できるのだから、135mmぐらいのレンズでももう少しがんばってみようかな。




2025/04/21

Nikon V2



4月半ばの富士である。
太平洋沖を低気圧が通過すると、こんな具合に南斜面に雪が降る。
裾野を雲が隠し、何とも言えない風情がある。
80mmは換算で216mmとなる。




V2  55-300  ISO 160  1/2500sec  f/4.5  80mm  hand-held  



車でさらに登り山頂部を撮ってみた。
どんどん雲が上がってきている。
165mmは換算で445mmである。




V2  55-300  ISO 160  1/2000sec  f/5  165mm  hand-held





2025/04/20

Nikon D800



新緑を映す水面が美しいいつもの湖。
24-70 2.8Gはファインダーを覗くだけで満足できる。
おカメラ観望派なのである。
Capature Oneで何もいじらずに現像。




D800  24-70 2.8G  ISO 100  1/60sec  f/8  28mm  hand-held




2025/04/19

Hokuto HB-88EM



防湿庫は便利である。
そこで、今度は一回り大きい88Lを購入した。
絵を描いているテーブルの下に入るのでこのサイズにしたのである。
amazonで28975円だった。

HB-50EMの中段からレンズを取り出し、ここに2台のV2、いずれもレンズ付き、を収容した。
そして、今回の88Lに手持ちのほとんどのレンズを収容できた。
収容力はまだまだ余裕があるので、今後の展開がおそろしい。

最近、V2を持ち出すことが多いのは、V2が防湿ケースから防湿庫に移動したからである。
やっぱり取り出しやすいと稼働率が上がってとても楽しい。
新しいカメラを買う前にまずは防湿庫を購入し手持ちのカメラを可愛がろう。

HB-50EMとHB-88EMの下段の湿度を2台のデジタル湿度計で計ってみた。
この2台の湿度計は異なるメーカーのものだが、湿度表示は1%程度しか違わない。
30%に設定しておくと、防湿庫のLEDの表示は30%か31%になる。
そして、下段に配置した2台の湿度計は39%か40%を表示する。
これはHB-50EM、HB-88EMのいずれもがそうなる。
また、ドアを開閉すると一時的に湿度が上昇するが、5%程度の上昇なら10分もしないうちに元通りになる。

このホクトの防湿庫は作りがよく大変気に入った。
HBシリーズはホクトの防湿庫としてはハイエンドなんだそうである。
ただ、棚板を勢いよく引き出すと棚板がはずれて落下することがあるから気をつけよう。
あやうくV2を落としてハイ、エンドになっちまうところだったぜ。




2025/04/18

Nikon V2



海岸の岩場にいた立派なイソヒヨドリ。
盛んに鳴きかわし、これは返答を聞いているところ。
真剣な表情に親近感をおぼえる。
スピーカーの調整を行っているときはこんな感じだから。

V2にFT1を介して180mm 2.8Dを取り付けた。
換算486mm f/2.8という超絶レンズに変身する。
DタイプレンズはFT1には装着できるが、スクリュードライブなので当然AFは働かない。
しかし、MFでピントがくるとトリごたえがある、というもんだ。
なお、緑っぽい色収差がかなりあったのだが、それをCapture Oneが見事に除去してくれた。




V2  180 2.8D  ISO 400  1/500sec  f/2.8  hand-held  



何故だろう、鳥撮りは、まあ、ムキになりやすい。
ピントとやら画質がどうの、みたいなとこに意識がいって、肝心の写真の意味合いはどうでもよくなる。
カメラメーカーの思うつぼである。
夢中になりすぎると、カメラ趣味だけではなくなんでもそうだが、わずかなことを手に入れるためにすべてを失うってことになる、ことが多い。
いつの間にか狭い狭い檻の中で身動きできなくなっている、とか。
幸せの青い鳥を探すのはほどほどにってことかもね。




2025/04/17

Nikon V2



庭の豆桜(マメザクラ)である。
日本の固有種であり富士山周辺に多いそうだ。
雨の翌朝であり、しずくの透明感と半透明の花びらのコンビネーションが美しい。

220mmは換算でなんと594mmとなる。
これもAFではなくMFである。
風が弱まった一瞬を狙った。




V2  55-300  ISO 160  1/400sec  f/8  220mm  hand-held





2025/04/16

Nikon V2



松月(ショウゲツ)である。
江戸時代以前から栽培され、八重桜の中では特に優美な品種だそうである。
また、雌しべの下半分は葉化するとのこと。

116mmは換算で313mmとなる。
AFではいったりきたりでピントがこないのでMFである。
銀塩時代はほとんどMFだったので、V2+FT1のAFよりも早いし確実だ。




V2  55-300  ISO 160  1/640sec  f/4.8  116mm  hand-held





2025/04/15

Nikon V2



鬱金(ウコン)桜である。
黄色の桜はこれだけだと思っていたが、wikiによると色々あるらしい。
なお、名前はウコン(ターメリック)の染料の色である鬱金色に由来する。

V2にFT1を介してAF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VRを取り付けた。
換算148-810mmである。




V2  55-300  ISO 160  1/640sec  f/4.5  55mm  hand-held




  

2025/04/14

Nikon D800



お気に入りの白妙である。
八重は紅色系が多いが、これは完全に開花すると純白になる。
咲き始めなのでややピンクの部分がある。

綺麗にぼけているので開放かと思ったが、f/8であった。
やや風があったのでISOを上げている。




D800  105mm 2.8G  ISO 800  1/1600sec  f/8  hand-held





2025/04/13

Nikon D4S



今春いいなぁと思ったのは、この仙台枝垂である。
淡くやさしい色合いが素敵である。
桜も撮る方もゆらゆらしているからピントは適当になる。
まあ、それが春らしくていいのかもしれない。




D4S  85mm 1.4G  ISO 100  1/1600sec  f/1.4  hand-held





2025/04/12

Hokuto HB-50EM



amazonでセールをしていて20880円だった。
今まではナカバヤシの11Lと27Lの複数の防湿ケースを使用していた。
カメラ本体やレンズをそれぞれ石灰の乾燥剤と共にフリーザーバックに入れ、それらを防湿ケースに入れ、防湿ケースにも石灰の乾燥剤を放り込んでおく。
こうしておくと安心は安心なのだが取り出すのが面倒である。
そこで防湿庫を購入した。




内容積は50L、最初はあまり入らない印象を持った。
そこで、棚板を引き出しながら慎重に詰め込んでみると、

上段
D800 AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D7100 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR

中段
AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
SIGMA 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE

下段
D4S AF-S NIKKOR 85mm f/1.4G
D800 MB-D12 AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED  

と、まあ、レンズ付きのかなり大型のボディが4台、その他単独のレンズが5本も入った。
レンズはどれもフードを逆付けにしてある。
詰め込みすぎだと思うが、これでもいいかと思うようになった。

これは即戦闘態勢に入れる戦闘機を並べた空母の甲板みたいなもんだ。
船体内の格納庫の役割は従来通りナカバヤシのケースに任せ、マイブームの機材だけをこの防湿庫に収容しておけばいい。
ただし、ごちゃごちゃっというかギッシリ収容されているので鑑賞には向いてないな。

湿度設定はとりあえず35%にしておいた。
地震で中身が飛び出すと困るので鍵は差してある。




2025/04/10

Nikon D4S



思川が咲いている。
幹につけられた看板によると、
"十月桜の仲間。花弁は10枚ほど。淡紅紫色で名は小山市の思川にちなむ。"とある。




D4S  85mm 1.4G  ISO 100  1/8000sec  f/1.4  hand-held




2025/04/08

Mercedes Benz S550



オートバイのヒトだったころクルマについてはまあ無関心だった。
しかし、立ち読みだったかカーグラフィック誌で偶然ポルシェ928S4のインプレッション記事を読んだときに、ジワリとくるものがあったのである。
調べてみると928S4は1987年に発売されたようなので、そのころの話である。


V8と言えばアメリカンマッスル、大排気量OHVみたいな連想があった。
しかし、この928S4は排気量5Lとそこそこあるものの、DOHC32バルブなのである。
なんだやればできるじゃん、とそう思った。
そして、このときからクルマに親近感を持つようになったのである。
大排気量以外はゴミ、というのは仕方ないとして、DOHC4バルブのV8にピンと来るところが当時から変なヒトであったことを物語っている。




2025/04/07

Nikon D800



紅八重枝垂。
まったくしだれ桜とは思えない画像である。
花撮りは晴れていると硬くてダメだ。
しかし、どうせそう見えないなら硬くてもいいか、となる。




D800  105mm 2.8G  ISO 100  1/60sec  f/11  hand-held




2025/04/06

Nikon D4S



雨の降り出す前にD4Sと85mm 1.4Gを持ち出した。
十月桜である。
秋からちらほら咲いていて、ここにきて沢山でもないが、よく咲いた。
長い間控えめに咲く不思議な桜である。




D4S  85mm 1.4G  ISO 100  1/2500sec  f/1.4  hand-held




2025/04/05

Nikon Z5Ⅱ



カメラっぽくてカッコいいと思う、純粋に。
反応がモッサリしていなければ、ニコンにもミラーレスの時代がようやくやってきた、という感じだ。
ミラーレスが良いのは、DSLRでは手も足も出ない暗さでも撮影できること。
Z5は肝心のそこが弱かったようだがZ5Ⅱは大丈夫そうだ。
また、価格はZ5からかなり上がったが、Z5と比べるからいけないんでD600やD750とほぼ同じと考えればそう高いものではないと思う。




それからピクセルシフト、興味深い。
9600万画素の撮影ができるそうだ。
三脚をたててシビアな撮影をするとき、このピクセルシフトがあると撮影の楽しさが増すような気がする。
アンセルアダムス氏の笑顔の世界というか、三脚の正当性の再認証だね。
面倒なことの向こうにしか姿を現さない趣味人の世界。
スマホで十分とか重いの昭和だのとうるさいシロートさんはお帰り下さい、だね。




勢いづいたニコン、問題になるのはZ7Ⅲだろう。
Z7ⅢがZ8を上回る高画素で出現した場合、Z8やZ5Ⅱは視界から消える。
ピクセルシフトも驚異の数億画素とか。

どうなるんだろうねぇ、7Ⅲ。
デュアルエクスピード7とか。
9Ⅱ出現後、デュアルエクスピード8を積み込んだ化物として登場とか。
ボディはZ8より小ぶりでもいいが、あんまり小さくしてほしくない。
そうなるとちょっと辛いけどうれしい年貢の納めどきになるかもしれない。




2025/04/04

Nikon D800



MB-D12と105mmマクロをつけて公園へ。
今日は花曇り、開放で撮ることにした。
赤実大島桜、Capture Oneでは何もいじってない。




D800  105mm  ISO 100  1/500sec  f/3.2  hand-held